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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/03/20
- メディア: DVD
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あらすじ。
人気作家ポール・オースターが、自身の短編を脚色。監督は香港出身のウェイン・ワン。NYの下町ブルックリンを舞台にした群像ドラマだ。本作の魅力は、ブルックリンの街に限りなくなじんでいる俳優たちだろう。10年以上もの間、毎日、同じ場所にカメラを向けるタバコ屋の店主にハーヴェイ・カイテル。店の常連客で、店主の写真のなかに亡き妻の姿を見つける作家、ウィリアム・ハート。そこにもうひとり、作家を交通事故から助け、父親を探す黒人少年。映画が進むにつれ、3人それぞれの家族関係が浮き彫りにされていく。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009AUWD/249-4867266-7272316
大人のクリスマス・ストーリー。
原作はご存知ポール・オースター。
普通の人々の普通の生活のなかの、一瞬かもしれないけど、心の温まるストーリーが描かれています。
登場人物たちが、自分の思いをぶつけられないのだけど本当の思い・切実な思いとが表情から滲み出てしまっているところが僕のこの映画の好きなところです。
一人一人に各々の人生があって、各々の家族があり、それらがときに交錯し、ときに消えていく。
そんな人生をタバコの煙のようだというのなら、それも悪くないな。