2010-01-01から1年間の記事一覧

ここだけのはなし

ちょっとしたすれ違いで心を痛めていたら深夜に彼女達の音楽が聴こえてきて思わずうれしくなってしまった。今日はなんとか無事に終わりそう。可能な限り言葉の多くを尽くしていた20代の前半を過ぎて今はもう多くの言葉を必要とはしていない。不必要な言葉が…

しかし、しかし、と言い訳ばかりを考えていたら11月ももう終わる。 昨年の今頃は毎日に追われて毎日を追いかけまわしていたけれど、なかなかそういう日々が訪れない。 何かが足りない、と思っているらしい。 本当は足りないわけではない、ということも分かっ…

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どうすりゃいいの、なんて呟きながら朝を待つ。明日は月曜日。11月。勝負。 斉藤和義 - 歩いて帰ろう

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夜に青山のABCに立ち寄って適当に手に取った本の中で池澤夏樹が「『百年の孤独』の「孤独」というのは「寂しい」ということではなくて、「愛するという能力をもたない」ということだ」というようなことを書いており、思わず考え込んだ。彼の孤独はおそらくど…

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なかなか前に進めない感じ。とはいっても、ブレていない感はある。自分の価値観を信じつつ少しくらいは流れに身をまかせてみますか。 Goldfrapp - Happiness

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季節は巡りに巡ってついに秋。寒空はいくぶん気持ちを塞ぐが、土曜日は学部の時の友人のKの結婚式の二次会に出席していた。誰が来るのだろうか、と思っていたが、参加者の5分の1くらいは知り合いで、久しぶりに会ったSといくらか最近のことを話したりしてい…

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肩に力が入りすぎていたので母親に電話。まちを歩きながら思うのは、やっぱり東京、もう少し東京です。淡々とやりすごしたい。淡々とコツコツと。忘れがちでいけない。 James Yuill - This Sweet Love

BGM

Ra Ra Riot - Boy 結局こういうのが好きなのだよなあ、と。Those Dancing Daysが好きならきっとたぶん。

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電車の中で考えたこと。

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考えれば考えるほどわからないことは多いけれど、考えなくてもうまくいくことも多い。とても面白い。不思議なことばかりだ。

no title

ずいぶんと前に夏がきて、とうとう7時すぎには夕日が沈むようになってしまった。今年の夏はマンションの廊下から遠くに小さく見えた打ち上げ花火と、急ぐことなんて何もないのに何かを急ぐように消費していったコンビニの線香花火の残り火が記憶に残ることに…

Diskoアーティスト: Drivan出版社/メーカー: Smalltown Supersound発売日: 2013/08/20メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見るkim hiorthøyの新しいバンド。フォーキーな感じがたまらない。ヨーソイのソロに比べてバンドっぽい。あとは…

帰り道

西の空に沈んでいく夕日をすこしの間眺めてから、自転車をゆっくりと走らせる。2車線が平行して走る路面電車のレールの脇に設けられた一本道には紫陽花が植えてあって、夕方には家族連れとよくすれ違う。日露戦争の際に立てられたという記念碑のある神社を一…

100701

深夜に自分の書いた論文を眺めていた。自分自身と向き合うために書いた論文は拙い解析と拙い言葉で組み立てられているけれど、どれをとっても自分が考えたことで自分の言葉で、こいつを次にどこに連れて行ってやればいいのだろうか、と少しだけ途方に暮れて…

セレスティーヌのおいたち くまのアーネストおじさん作者: ガブリエルバンサン,Gabrielle Vincent,もりひさし出版社/メーカー: BL出版発売日: 2003/01メディア: 大型本 クリック: 4回この商品を含むブログ (11件) を見る 難解な言葉よりシンプルな言葉で。筆…

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夕食後に皿洗いをしながら自分にとっての幸せというのはどういうかたちなのだろうか、と自分に問いかけていた。人に名前を知られること、たくさんお金をもらうこと、自分の能力が生かされること、愛する人たちと一緒に暮らすこと、毎日が平穏に過ぎてゆくこ…

Komm tanz mit mir

夏だなあ、なんてことをぼんやり思いながら、窓の外を見ている。 午前中に簡単な仕事を終わらせれば、気持ちのよい午後を迎えられる。先週頭に体調を崩してから週末まで調子が出なかったけれど、今週は調子が出るのではないか、と期待している。 日々は特別…

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体調が優れずも、お昼ごろに六本木へ。つらつらつらとお話をして帰宅。どうやら普段会わないタイプの人と会うとストレスがたまるらしく、もっとサバサバと対処しないとなあ、と帰り道の電車の中でぼんやりと考えていた。 自分の好きなものや、やりたいことは…

100514

感情が平らかに、緩やかに上り坂を登るような日々。必要なものを選別して、次のステップへの準備。進化学をはじめて学んだとき、その時間の流れの壮大さに畏怖を覚えた記憶がある。宇宙の誕生、生命の誕生から、動物が人間の形になるまでの長い長い一本道。…

100515

目が覚めて快晴の空。昨日練った計画通りに自転車に乗って羽根木公園を迂回して梅ヶ丘の図書館へ。6月にEさんがアメリカから帰ってくるらしく、ジッドの『狭き門』を借りておいた。他には、週末に散歩に出かけるための本。最近の興味はひたすら植物。6月末に…

それから 夏目漱石ただただ傑作。あまりの物語のうまさ、心理描写の巧みさに、ほれぼれしていた。あるいはあの狂気。人間であるということは、狂気であるということなのだろう。十代のときに読んでいた漱石の作品とはまったくちがった見え方がした。読み継が…

電車の中でプラトンの『饗宴』を読みながらエロース(愛)とやらについてぐだぐだ考えていたら、向かいの席に若い女の子が二人座った。お互いに、今付き合っているという男の子のことや友人のことを大きな声で酷評しており、どうやら二人ともとにかく恰好の…

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広島に帰って一週間経った。細い心を携えて向かった故郷の日々はそれほど楽しいわけでもなく、楽しくないわけでもなく。良い意味でも悪い意味でもなく、しばらくは帰る必要はないのだということを感じた。帰る場所は逆向きで、そろそろ東京へ向かって帰る。…

最近読んだ本の一部

ムッシュー・テスト ポール・ヴァレリーどんな話なのかは知っていたけれど、読んでいなかったので。テスト氏の「分からなさ」に人々が魅了される話なのだけれど、あまり好きではなかった。分かりにくいことが面白い、偉い、という考え方を放棄したからだと思…

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大体いつもそうなのだけれど、今日も懲りずに白紙、ではなくて白画面のgeditというエディタに向かって何か書いてみる。 新宿の黒く汚れたコンクリの道路の上を歩く人にはみな等しく分けられた時間が与えられていて、各々自分の仕事に忙しい。スーツ姿のサラ…

相変わらずキリシア文学、ギリシア哲学。来月からは海外で読まれている本(英米の現代文学とか、ビジネス書とか)にも手を出してみたい、分かりやすく書かれた英語くらいしか読めないけれど。インターネットにおける言語の壁はよく言及されるのだけれど、本…

100420

ぐずぐずした天気がまるで自分の心持ちのよう。父親から受け取った受信メールには「雪が降ったり天気が悪いけれど、お前の気持ちもぐずぐずしているんじゃないのか?」と書かれていた。ここ2、3年で不思議と父との距離が縮まった。バラバラだった家族も最近…

シェイクスピア ハムレットQ1 素晴らしく面白かった。シェイクスピアの美しい詩と登場人物の魅力的な台詞の数々、物語性。大変有名な台詞、「To be, or not to be」を無事拝むことができた。ところでQ1というのは第1クォートというかつてより海賊版として流…

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ひたすらつぶやくWebサービスに一時期ずいぶんとはまったのだが、 何故だか急激にさめてしまった。 しばらくは自分の仕事をすることに集中したい。 少しずつ無理がたたってか体調が悪く頭の働きも鈍い。(無駄な動きが多すぎる)無理かも、とか思いながらも…

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四月もなかばだというのに雪(のような雨)が降っているとても寒い。 今日もネットは生きていたらしい(あまり観察していなかったけれど)ネットって生きているのだろうか、やはり。何が生きていて何が生きていないのか。 ギリシア哲学の本をつらつらと眺め…