2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

最近読んだ本の一部

ムッシュー・テスト ポール・ヴァレリーどんな話なのかは知っていたけれど、読んでいなかったので。テスト氏の「分からなさ」に人々が魅了される話なのだけれど、あまり好きではなかった。分かりにくいことが面白い、偉い、という考え方を放棄したからだと思…

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大体いつもそうなのだけれど、今日も懲りずに白紙、ではなくて白画面のgeditというエディタに向かって何か書いてみる。 新宿の黒く汚れたコンクリの道路の上を歩く人にはみな等しく分けられた時間が与えられていて、各々自分の仕事に忙しい。スーツ姿のサラ…

相変わらずキリシア文学、ギリシア哲学。来月からは海外で読まれている本(英米の現代文学とか、ビジネス書とか)にも手を出してみたい、分かりやすく書かれた英語くらいしか読めないけれど。インターネットにおける言語の壁はよく言及されるのだけれど、本…

100420

ぐずぐずした天気がまるで自分の心持ちのよう。父親から受け取った受信メールには「雪が降ったり天気が悪いけれど、お前の気持ちもぐずぐずしているんじゃないのか?」と書かれていた。ここ2、3年で不思議と父との距離が縮まった。バラバラだった家族も最近…

シェイクスピア ハムレットQ1 素晴らしく面白かった。シェイクスピアの美しい詩と登場人物の魅力的な台詞の数々、物語性。大変有名な台詞、「To be, or not to be」を無事拝むことができた。ところでQ1というのは第1クォートというかつてより海賊版として流…

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ひたすらつぶやくWebサービスに一時期ずいぶんとはまったのだが、 何故だか急激にさめてしまった。 しばらくは自分の仕事をすることに集中したい。 少しずつ無理がたたってか体調が悪く頭の働きも鈍い。(無駄な動きが多すぎる)無理かも、とか思いながらも…

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四月もなかばだというのに雪(のような雨)が降っているとても寒い。 今日もネットは生きていたらしい(あまり観察していなかったけれど)ネットって生きているのだろうか、やはり。何が生きていて何が生きていないのか。 ギリシア哲学の本をつらつらと眺め…

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山崎ナオコーラが穂村弘との対談で(ネットで人がネみなガティブだということが分かってしまって悲しくて)「ネット死ね」と言っていて大笑いした。(なんだかM下クンみたいなことを言っていて可笑しくて)思わず「ネット死ね」とケータイから文字を打って自…

アリストパネス 女の平和 世界史を勉強した人は誰だって知っている古典。男たちの戦争を止めるために女たちがセックスストライキを行う喜劇、と言われているけれど、さほど喜劇には思われなかった。現代でいうところの「下ネタ」満載ではあるのだけれど。物…

最近

そーたいせーりろんのアルバムがすばらしい。ジム・オルークが出したカバーアルバムも結構いい。MGMTもすばらしい。 マイハートハードピンチ

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天気が優れず体調も傾きつつあり停滞。立て直す必要があるのだが、なかなかうまくいかない。晴れた日に散歩をしたりするのが一番効果があるのだけれどなあ。 部屋が荒れてきた 生活も少しずつ 注意が必要 それにしても感情がなだらかゆるやかさわやかなあさ…

ソポクレス アンティゴネー 傑作。オイディプス王の続き。オイディプスの娘アンティゴネーの誇り高い行動に心打たれたり。なにより美しい詩。ただし悲劇。 ギリシア文学・哲学への関心が続いていることにすこし驚いている。西欧の芸術や文化を通して日本の文…

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仕事をしなければいけない。(いけなくはないけれど。) 大体いつも短距離走者で、集中して一気にやってしまうのであまり心配していないのだけれど、とはいえ緊張感がなさすぎるのでハッパをかけてもらいたい気もしている。(あるいは締切りがほしい。) あ…

読んだ本

ルソー 孤独な散歩者の夢想 ルソー晩年の作品。晩年は植物学に傾倒したらしい。自分の子供を孤児院に入れたり、といろいろ奇行じみたこともやっていたようだけれど、ごくごく普通の回想録だった。ジョン・ケージも晩年は熱心にキノコ採集を行ったようだし、…

すれ違い

醒めてしまった感情の行方を追いかけることをやめてみた。 あるいは自分を責めることの放棄。 きっとその先が見えていないのだろうな、と少しだけ先を生きる者からの目線。 自分もきっとそうやって見られているのだろう、少し先を行く人々から。 しばらくは…

最近読んだ本の一部

ホイットマン おれにはアメリカの歌声が聴こえるトマス・マン ヴェネツィアに死すスティーヴンソン ジーキル先生とハイド氏ヘミングウェイ 老人と海ソポクレス オイディプス王 古典を片っ端から読んでみようかな、と目論んでいる。一番面白かったのはオイデ…

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ときどき人生は長いのか短いのか分からなくなることがある。あとどれくらい時間が残されているのか分からないのだから当然なのだけれど。どれだけ長くても70年だろうな。短いと、これを書いた直後で終了?

no title

深夜の京王線沿いの舗装された道を歩けば革靴の硬い底が灰色のコンクリの凸凹にぶつかりはね返った音が遠くまで響いていく。音の速さは列車の速さよりも随分と速いので先にあちら側のホームにたどり着くはずだが、空気中を伝わる音の波は拡散あるいは弱まっ…