no title


ときどき人生は長いのか短いのか分からなくなることがある。あとどれくらい時間が残されているのか分からないのだから当然なのだけれど。どれだけ長くても70年だろうな。短いと、これを書いた直後で終了?

大きな会社で働いている会社員の友人と話していて「あと5年我慢したらやりたい仕事をやらせてやると言われている」という話を聴いた。もちろん今の自分に出来ることなんて僅かだからやりたいことなんてすぐには出来ないのだけれど*1、そういう話を聴く度に「でもさ、それって5年後に自分が生きてるっていう前提の話だろ?」と思ってしまう。しかも5年というのは長いのか短いのかよく分からない。やりたいことは抱えきれないくらいたくさんあって、とりあえず今は手元には何も失うものはない。どうせゴロツキなんだからまともな人生なんて送れるわけがないだろう、と諦めなのか何なのか分からない気持ちがあったりもして。それにしても自分の力のなさにはがっかりするけれど。結構努力しているのだが。あと、精神力ももう少し欲しい。

本当に友人たちは偉い。じっくりとやりたいことに向かっていってほしい。彼らのことをずっと刹那的な生き方だ、と傍目から見ていたのだけれど、どうやら逆だったようだ。意外にも自分の方が「今」を生きているのかもしれない。生きてきたのかもしれない。



気持ちは結構前向き。自分のアイデンティティをさまざまな場所に遍在させるという今までのやり方はたぶんまだ崩す必要はない。少しずつ統合していけばよいはず。



天気が悪いのは嫌なので、晴れてほしいなあ。寒いのも嫌。先日原宿にある空に近いカフェで仕事をしていたらとても気持ちがよかった。また行きたい。無線ラン使えるし。


ELOを聴きながら太陽の下でのびのびと仕事がしたいなあ、なんて夢想したり。南国に行くのも悪くないのかもしれない。


なかなか春が来ないけれど、もうすぐまた一つ歳をとる。相変わらず目の前にある雑草をかき分けながら進んでいる。先には何があるのかねえ。何もなかったら、仕方がないか。


行ってみなければ分からないのだから、仕方がない。


どこにも辿り着かずに敗者になったら、カウリスマキの映画の主人公でもきどってやろうかと思っている。彼の映画の主人公ってみんな、結構かっこいいんだぜ。


ELO - Mr.Blue Sky

*1:これまでの失敗の数々を思い返してみれば容易に分かることだし