2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

no title

体調が優れずも、お昼ごろに六本木へ。つらつらつらとお話をして帰宅。どうやら普段会わないタイプの人と会うとストレスがたまるらしく、もっとサバサバと対処しないとなあ、と帰り道の電車の中でぼんやりと考えていた。 自分の好きなものや、やりたいことは…

100514

感情が平らかに、緩やかに上り坂を登るような日々。必要なものを選別して、次のステップへの準備。進化学をはじめて学んだとき、その時間の流れの壮大さに畏怖を覚えた記憶がある。宇宙の誕生、生命の誕生から、動物が人間の形になるまでの長い長い一本道。…

100515

目が覚めて快晴の空。昨日練った計画通りに自転車に乗って羽根木公園を迂回して梅ヶ丘の図書館へ。6月にEさんがアメリカから帰ってくるらしく、ジッドの『狭き門』を借りておいた。他には、週末に散歩に出かけるための本。最近の興味はひたすら植物。6月末に…

それから 夏目漱石ただただ傑作。あまりの物語のうまさ、心理描写の巧みさに、ほれぼれしていた。あるいはあの狂気。人間であるということは、狂気であるということなのだろう。十代のときに読んでいた漱石の作品とはまったくちがった見え方がした。読み継が…

電車の中でプラトンの『饗宴』を読みながらエロース(愛)とやらについてぐだぐだ考えていたら、向かいの席に若い女の子が二人座った。お互いに、今付き合っているという男の子のことや友人のことを大きな声で酷評しており、どうやら二人ともとにかく恰好の…

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広島に帰って一週間経った。細い心を携えて向かった故郷の日々はそれほど楽しいわけでもなく、楽しくないわけでもなく。良い意味でも悪い意味でもなく、しばらくは帰る必要はないのだということを感じた。帰る場所は逆向きで、そろそろ東京へ向かって帰る。…