オープン・ユア・アイズ / ペドロ・アルモドバル

オープン・ユア・アイズ [DVD]

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あらすじ。

親から莫大な遺産を相続したハンサムな青年、セサル(エドゥアルド・ノリエガ)。女性と金に不自由しない生活の一方で、ヌリアという女性に付きまとわれていた。女優を目指すソフィア(ペネロペ・クルス)と出会い、恋に落ちたセサールは、嫉妬したヌリアの無理心中に巻き込まれ、顔に大怪我を負ってしまう。ソフィアにも冷たくされ、絶望するセサールだったが、翌日目覚めるとソフィアは彼の元に戻り、不可能と思われた顔の手術にも成功。すべては元通りになったかと思えたのだが、死んだはずのヌリアが目の前に現われる…。
1998年 東京国際映画祭 グランプリ受賞作品
http://www.cinefil.co.jp/cgi-local/calsys.cgi?I2469&Z200111

懐かしき映画。

若きペネロペ・クルスが見られる、サスペンス映画です。

後に「バニラ・スカイ」としてトム・クルーズがリメイク(?)したのは有名ですね。

ペネロペと付き合ってたときに。

まぁ、そんな話はどうでもよくて、これはそれなりに面白い映画なのです。

因みに、ネタばれぎみに書くのであしからず。

主人公の男がおかしな「現実」に直面して、何が現実で何が夢なのか分からなくなって、最後は

「全部夢でした」

みたいなありがちな作品。

だんだん気づくんですね、主人公が。

「なんか、おかしいぞ」

って。

で、

「お前、俺の夢の登場人物だろ」

って他人を疑ったり。

まさに他者問題でよく話題になる話しで、これも例に違わず。

何が面白いかっていうと、やっぱ今考えると、たいした作品でもない。

でも、構図が分かりやすくっていいかな、とも思う。

だから、見てみればいいんじゃないだろうか?

若き日のペネロペに「萌え」るのもいいのかもしれないし。