パビリオン山椒魚 / 冨永昌敬
行ってきました、シネセゾン渋谷。
年齢層は高め。
オジサンばかり。
女の子率低め。
野郎ばかり。
7割くらいのいりですかねえ、そこそこ繁盛です。
とりあえず、褒めておこう。
冨永昌敬、最高のセンスだ。
菊地成孔、最高の音楽だ。
オダギリジョー、あんたは天才的詐欺師のようだ。
香椎由宇、かわいいだけじゃなくて個性的で本当に魅力的。
で、内容。
サンショウウオを巡るてんやわんやのラブコメディ(ウソです。。いや、ウソじゃないです。。。)です。
本物とか、偽者とか、どっちでもいいの。
もし何か教訓が得られるのならば、こんなことかな。
人々が「本物だ」とか「偽者だ」とか「最高だ」とか「最低だ」とか言っているものは、実はどっちでもよくて、そんなものに振り回されることなんてばかげているんだよ。
欲望とは他者の欲望に対する欲望である。(ラカン)