にんげんだもの。

久々に人間関係のこじれに巻き込まれた。

渋谷のすき屋でカレーを食べていたら友人から電話が。以下二人の会話。因みに僕は本当にこんな話し方をします(なんかハルキムラカミの影響受けまくってるみたいで恥ずかしいですが笑)

「あのさー、ありえないんだけど」

「世の中にはありえないことばかりがありえてる気がするけど。オレは何でもありえると思うよ」

「いや、そんなことより。□□が今北海道に行ってるらしくてさー。で、香港行けないって言ってた△△も一緒なんだって!最悪じゃない?」

「世の中には最悪なことが溢れすぎてるにも関わらず最悪だなんてすごいじゃん。かけっこでいうと一等賞だ」

「××からも言ってよ、□□に!今、●●と一緒にキレてるとこなんだよ!××もムカつくでしょー!?」

「うーん。まあ、ねえ、確かにヒドいけど、人ってそういうものよ」

「なんなのー?マジで!ありえなくない!?」

「まあねえ、確かにヒドイけど、あり得る。というか、そういう感じジャン、あいつらって」

(飯の会計を済ませる)

「大体、□□と△△さー、最悪だよ、ホント。で、◎◎さんとAちゃんもいっしょなんだって!」

「ふーん。いいじゃん。仲いいんじゃないの、彼ら?オレも巻き込まれそうになったけど気が合わないから遠慮したけど」

「たしかにさー、◎◎さんは香港行ったことあるから行きたくないって言っててさー、しょうがないじゃんか(彼はこの◎◎さんという少しだけカワイイおかげで学科で人気者の最高に退屈なこの子のことが好きだから庇う)?」

「いや、◎◎さんも他のやつも一緒だって。そういう奴らだってことオレは分かって付き合ってんだけど。大体、その「揺らぎ」も含めて付き合っていかないと。□□が謝って済むんなら初めから許してあげれば?それも含めて付き合っていかなきゃずっと同じこと繰り返すよ」

「だってさー」

「だってじゃないよ。大体、「自分」と「他人」は違うんだよ、分かる?どれだけ言ったって分からないひとには分からないの」

「だって、信じたいじゃん」

「うん。信じるのは勝手だよ。でも、「信じる」ことと「現実」は違う。わかる?」

「でも・・」

「だから、今回の件で怒るのは分かるけど、そこも含めてあいつらと付き合えるか、今真面目に考えてみたら?オレはどっか行っちゃうし、別にオレは□□にもB(話し相手の彼)にも似てないからさー。だって、「生き方」が違うもん、どっちとも。今回のことだって、確かにヒドイとは思うけど、まあ人ってそんなもんだよねー、ははは、って感じ。公式通りの合理的行動っていうか。経済学で何かそんな専門用語があったような・・。だから、とにかく謝って許してあげられるんだったら初めから許せばいいし、どうしても許せないんだったらもう付き合うのやめな」

「あー、もう凹むよー」

「だろうね。でも、世の中ってそんなもんよ。人もね」

「わかったー。ほんと、××からも□□に言っておいてよ!」

「まーねー。わかんないや。オレ、そういうの極力避けてきた人間だから。長く付き合えそうな人ってのを見極める練習も欠かしちゃダメだよ。じゃ」

困ったもんだ。どうすればよいのやら。とりあえず、彼に第四(または第三)の帰属先の重要性を理解させないといけないのかな。大体、大学で同じ学科だなんて「他人」と一緒だと思っている僕からすると、なんというか、彼みたいな人間は貴重で助けてあげたくなる。僕はどこかに属しているという感覚はほとんどなく生きてきたから(他人とつきあうときも肩書なんてものに興味がなくて、ただ好きなものが似てるとか、同じ悩みを持ってるとか、自分のことを面白がってくれるとか、そういう文脈で仲良くなることが多いので)、彼にも僕のような生き方を提示したい気もするけど、如何せん僕の生き方はキツイ(笑)努力しても報われないっすから(笑)

あーー、どうしよう。困った。。