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[rakuten:book:12112010:detail]
すべてがきらいな孤独な男、カール・イブーが
ひとつの出会いを経て変わってゆく。フランスの人気絵本作家ベアトリーチェ・アレマーニャが
日本の読者に向けて描き下ろした意欲作。はじめのページ。
石のように硬いカール・イブーの表情。
その顔が、ちいさなことにチャレンジしてゆくたび、
すこしずつ、すこしずつ、あたたかい色に変わってゆく。
最後のページなんて、まるで別人みたい!誰かと関わることは、時にはとってもパワーがいる。
だけど、生きていくためのパワーを与えてくれるのは、
やっぱり誰かとのつながりなのだと、
あらためて気づかせてくれる絵本。