謝辞

あまりに疲れてて、自宅に帰った瞬間にコタツの中で眠ってました。

ふと目がさめた午前四時。

ふらっと今の気持ちを書いてみたいと思います。



昨日(15日)、なんとか修士論文を提出しました。



修士の2年間(+学部四年の一年間もかな)は精神的にも身体的にもかなり辛かったのですが、来年度からはさらにいばらの道*1を突き進みます。*2

まだ口頭試問もあるし、論文の直しもあるかもしれないから、学位が取れるとは限らないし、博士課程の面接試験もあるし、ひとつでも失敗すると来年度から研究ができないので気が抜けませんが、とりあえずひと段落です。

途中で何度も諦めかけましたが、友人や家族に励まされてなんとか書くことができました。*3論文を書く過程で、一人では論文なんて書けない、と身をもって痛感しました。はてなスターをつけてくださった方、コメントをくださった方、アンテナに登録してくださっている方、みなさんにも感謝です。本当に励みになりました。あなたたちがいなければ僕は途中で諦めていました、間違いなく。ここで感謝の意を表明させていただきます。

で、まだ構想段階なのですが、博士課程に進めたら、自分の可能性をぎりぎりとところまで試してみようかな、と思っています。ちょっと不安ですが、今度は一人ではないので、きっと大丈夫だと確信しています。失敗ばかり繰り返して何度も修羅場を潜り抜けてきたので、心臓に3本くらい毛が生えたしね。

ということで、とりあえず来月の半ばまでは予定が詰まっています。新しい仕事も得られそうです。その後は、3月頭に旅に出ます。友人の結婚式に出るため京都へ向かいます。あとは、大阪で数日間過ごす予定です。もしかしたら広島にも帰るかも。お近くの方がいれば是非お声をおかけください。

ああ、なんだか感傷的な気分だな。毎日通った研究室に、もう来ることはないのか(たぶん、ね)、と思うと、複雑な気持ちです。研究室に配属された当初、部屋にある本を片っ端から読もうとして机の上に早速何十冊も本を積み重ねていたのは二年前のことです。今でも論文が馬鹿みたいに山になっていますけれど(大晦日にかなり処分したんだけどな)。出て行く前に片付けなきゃな。

あとは、初めて研究室を訪れたときのこと。どきどきしながらボスの部屋に行くと、約束の5分くらい前に着いて、「早かったね。ちょっと待ってて!」と言われて、5分前だから早くないよー、と心の中で思ったこととか、研究室での研究のことをボスの部屋で1時間くらい聞いたりとか。

それから、春に歓迎パーティーがあって、はじめて研究室のすべての人に会って・・・。

あの頃いたメンバーの多くはみんな今年でいなくなるだろうし、少しずつ研究室も変わっていくことでしょう。研究室はそこに存在しても、人はどんどん入れ替わっていくのだなあ、としみじみと思います。自分が研究室をもつことが出来たらどう思うんだろうな。次から次へと巣立っていく学生に何を思うのだろうか、とちょっと楽しみなような不安なような。



さて、これでしばらく続いていたストイックな生活から少しの間だけ抜け出せそうです。どんな結果が出るにせよ、しばらくはここ数ヶ月のようなストイックな生活とはオサラバです。とにかく今は音楽を聴きながら踊りたい。だから、誰かライブでもクラブでもデートでもパーティーでもどんどん誘ってくれたらいいと思います。誘ってください。ものすごく喜びます!

来年度からは、もっとプライベートを充実させないとな。ちょっと一人でストイックにやってたらもたないや。



さて、まだ仕事は完全には終わっていないけれど、また次の仕事が待っています。まだまだ解かなきゃいけない問題が山積みだから、明日も僕の頭は営業中です。(敬愛する数学者Paul Erdősに親しみの意味をこめて。)

*1:梅田望夫氏的な意味で「けものみち」と呼んでどんどん前に進んでいくつもりですけどね。

*2:すでにコマバでは僕の進退問題がうわさになってるとかなっていないとか笑。大学を歩いていたら色んな人に会って訊かれました。「あの噂は本当なのか?」、と笑

*3:友人のid:shokou5さん、本当に感謝。論文の謝辞に書くわけにもいかないので、ここで特別友人枠として謝辞を述べさせていただきます。焼肉食べよう。バンドもやろう。