ことば
最近言語について真面目に考えていない。
波状言論S改を読んでから、少しだけ社会の動きにも目を向けてみようと思ったから。
もともと社会学とは比較的近い問題意識を持ってはいるのだけど。
ニクラス・ルーマンとか、大澤真幸(大澤先生は言語についてもよく言及されていますが)とか、僕が今の中心的な問題意識を持ち始めた当初から出てきてたし。
ベネディクト・アンダーソンとかもかな。
しかし、言語ってのは重要な気がして気が気でない。
去年「統語論」の授業に出てみたものの、非常に奇妙だった。
「ここでは、意味を問わないでください」
なるほど、分かりました。
「Colorless green idea sleeps furiously」(ノーム・チョムスキー)
これは、意味が分からないけど、成り立ちます。
まぁね。
すごく詩的でいいじゃん。
意味なんてものは個々人が作り上げるんだからそんなに騒がなくてもいいんじゃないの。
そんな考えは今でこそ当たり前なのだろうか。
確かに「統語論」の授業を聞いてて、文の構造ってのは随分機械的に出来てるんだなと思いました。
でも、やっぱ意味が問いくなるんですよね。
まぁ、無意味である言語使用とかもあるんでしょうけど。