恋する惑星 / ウォン・カーウェイ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
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あらすじ。
公開時にその斬新な感覚で若者に大評判となったウォン・カーウァイのエポック的作品。その独特のモノローグは「初期ゴダール映画の再来」と言われた。
香港の雑踏のなかで1つの恋の終わりと、1つの恋の始まりがシンクロする。登場人物は2人の警官と、謎の金髪女性に風変わりな女の子。前半はダークに後半はポップに、鮮やかな切り返しで展開する。盟友クリストファー・ドイルのカメラは香港の街中を自由自在に疾走する。カラフルな香港の雑踏、高く広がる空、夜のネオン、その映像はいつもミラクル・ワールドを作りだす。中国のトップ・シンガー、主演のフェイ・ウォンが歌う主題歌『夢中人』の伸びやかな歌声のように、浮遊し旋回しているような感覚の映画である。(星乃つづり)
何を隠そう、僕はウォン・カーウェイがあまり好きではない。
とは言っても、『恋する惑星』と『2046』を見たくらいだが。
前者が好きではない理由。
間違えてLDの裏面から観てしまったから。
・・・(気づけよ)。
後者が好きではない理由。
ぶっちゃけ、キムタクが好きじゃない。
・・・。
おいおい、それって作品と関係ないじゃん。。
だから、実は好きなのかもしれない。
それでもやはり他の作品を見ようと思えないくらいの作品だったのだ、この2作品は。
きっと、音楽の好みにもズレがあるだろうし。
本作のなかで何度も流れる曲(大音量でかかる)が「夢見るカルフォルニア」。
僕が好きなのはアルバート・ハモンドの「カルフォルニアの青い空」。
同じカルフォルニアでも、彼はあっちを選び、僕はこっちを選ぶ。
同じ村上でも春樹は好きだけど龍は好きではないことと似ている。
そんなことを書きながらも、作品に出てきた安アパートの光景や、フェイ・ウォンとトニー・レオンのやり取りを思い出しながら(フェイ・ウォン演じる女の子の感じはすごくかわいかった)、「結構良かったかもな」とか思っている僕がいる。