飛び込む合図は聴こえたかい?
今日は、いつものパラダイス・デイ。
しかしながら、未だに身体の調子が悪い。
これは、精神的なものなんではないかという疑問が過ぎる。
素早く過ぎる。
何度も過ぎる。
ここ一週間くらい、実際に生きる気力を失っているわけで、久々に死に際かと思いつつ、「まだまだ」と可能性にかける。
僕は身体は対して強くないと思うけど、しかしながら、大きな病気にかかったことはない。
まあ、右目と左耳が実はやられているわけだけど、まあ、それはもう直らないらしい。
やれやれ。
そんな天気の良い憂鬱な午後に一人昼飯片手にブツブツつぶやきシローしていると、久々に友人に会う。
「一緒に飯食おうぜ」
と言ってもらうも、用事があり断念。
今日は本当に無理だったんだよ。
で、ウチの学科のI先生の研究室へ。
この期に及んで、ウチの学科に残っても生きていけるかもしれないという妄想を抱き、あーだ、こーだと話をする。
そしたら、
「面白いね、また近々来てくださいよ」
と言ってもらい、気を良くした僕は社交辞令とは思わず、その言葉をそのまま頂く。
ポスドクの人も、色々と話をしてくれて、研究に対する態度とか、やっぱいいなー、とか思って、気づいたら授業の時間になっていたので、授業へ。
前回のレポートは良く出来ていて、でも今日はノートを忘れた。
頭は、どうした、へんてこりんにクルクルこの世界が廻っている感じなのだけど、これはクスリのせいでもアルコールのせいでもない。
おバカなK教授のこととか考えると、やっぱりまた頭が重くなるわけだけど、そろそろコレは決着をつけたい。
時間の無駄だから。
人生は一度しかないのだけれど、もし二度目の人生があったなら、僕はもう少し普通の人間に生まれてくることを願う。
何気なく生まれ、何気なく死んでいく。
死への恐怖も、生への享楽も感じずに終えたい。
世界は僕にワンワンと警報を鳴らすわけだけど、僕はワンワンと泣いている男の子の元へ行くことにしたよ。