ラストデイズ / ガス・ヴァン・サント

boy-smith2006-07-28


早稲田松竹にて。

あらすじ。

「エレファント」のガス・バン・サント監督最新作。1994年に他界した人気バンド、ニルヴァーナカート・コバーンをモデルに、孤独なミュージシャンの最期の2日間を描く。

リハビリ施設を抜け出し、森をさまよい、ボロボロの姿で屋敷に戻った若きカリスマ・ミュージシャンのブレイク。彼は取り巻きや来訪客が出入りするその家で、猟銃やギターを手にしてうろつき、人生の終わりの時を迎える。

何を隠そうカート・コバーンに憧れる一少年であった僕は今でももっともカッコイイ人間として彼の名をあげる。

だから、この映画を見たいと思っていたのだけど、気が乗らずに行っていなかった。

が、早稲田松竹で二本立てだという情報を手に入れ、見に行ってみました。

ただ、ガス・ヴァン・サントが監督だというのが非常に気がかりで、あまり期待はしていませんでした。

実際、結局主人公がボソボソしゃべって死んでいくだけなわけですが、いや、何を考えろと?

っていうか、そりゃあ何で死んだかとかを描くわけにはいかないのはわかるし、饒舌なカートの姿を見せてもしょうがないのはわかるけど、これじゃあ、映画つくった意味あるんだろうかという作品だった。

っていうか、何時間もの映像にする意味がわからん。

頼むから、ガス・ヴァン・サントが撮るのはやめてほしかった。

彼じゃあねえ・・。

まあ、誰が監督でも無理でしょ、映画化は。

せめて、僕はジム・ジャームッシュに撮って欲しかった。

そうしたら、内容は結局たいしたものにはならなかったかもしれないけど、もっとクールな作品にはなったはずだから。

1時間くらいに短縮してくれれば、いい感じのショートフィルムとして見れたのでしょうけどねえ。。

そういや、ソニック・ユースのキム・ゴードンが出てましたね。

グランジ、久々に聴きたくなった。