gobbledygook / 川本真琴

gobbledygook

gobbledygook

こっちは知らない曲が結構あり。

この頃はもう邦楽あんま分かりません。。

YOUTUBEで「微熱」のPVを見ていたら、やっぱりカワイイ。

彼女のオカッパ頭は中学生のときに好きだった女の子を思い出させます。

今頃何してるんだか。

これはカワイすぎるよ、しかし。。。

っていうか、歌詞もいいなあ。

じれったい口唇噛むと 大人みたいに嘘つく

なんにもふれず 数えず 街がざわめくまで星を見てるの?

なんてなかなか出てこない。。

で、「微熱」の歌詞はこんな感じ。

微熱   川本真琴



じれったい口唇噛むと 大人みたいに嘘つく
なんにもふれず 数えず 街がざわめくまで星を見てるの?

裸で広い宇宙に いつも君と浮かんでる
なにも育てず 傷つく まるでそれで1コの生き物のように

聞こえる? 感じてる? 五感閉じて知って
抱きしめると世界に弾(はじ)かれそう

つないでいて

37度2分の発熱
たった、ぽっちの生命(いのち)さわってよ
君の鼓動にとけない微熱

別々の物語を今日も生きていくの?

生まれる時天使が 消した記憶を見つけた
ずっと口ずさみ続ける愛の歌のような 雪を聴いている

真っ白な東京見てみたい いつか2人話したっけ
寒い夜だね キスして 君の掬うもので満たされたい

すれ違う誰よりも君を愛している
私たちを変えてく他人をboom!

撃ち抜いて

こぼれ落ちる強い発熱
1000000回目の太陽 昇っても
哀しい 哀しいね とけない微熱

からまったまんまでひとりぼっちだって教えるの?

新しい季節を待つちっちゃな翼みたい
あたしたちを待ってる運命をboom!

撃ち抜いて

こぼれ落ちる強い発熱
1000000回目の太陽 昇っても
哀しい 哀しいね とけない微熱

37度2分の発熱
たった、ぽっちの生命(いのち)さわってよ
君の鼓動にとけない微熱

別々の物語を今日も生きていくの?

川本真琴ってやっぱ「愛」を歌ってるよなあ、って思います。

どれだけ愛してもそれでも届かずにこぼれる想い。

どれだけ愛してもそれでも縮まない距離。

ココにいるこの「私」に触れて。

まるで二人は一つのようだけど、いいや、二人は別々なんだね。

ってとこですか。

「発熱」ってのは相手への想いで同時に彼女自身で、相手にそれが伝わらないってことを歌ってるのかな。

他の曲も二人が一つになること(恐らくこれを「真に」愛することとしている?)の難しさを歌ってますよね(「微熱」のほかに「DNA」とか「1/2」とか)。

これはあの本を思い出しますなあ。

恋愛の不可能性について (ちくま学芸文庫)

恋愛の不可能性について (ちくま学芸文庫)

たぶんやらないけど、川本真琴の歌詞を分析してみるのも面白そう。

勿論、「他者」と「自己」の関係が軸になりますね。