ラズベリージャムの誰も知らない過去。

生まれては消えていく言葉たち。

変わらないことには安心感と不安が共存する。

変わることには高揚感と不安が共存する。

変わろうとも変わるまいともしないことには安心感と退屈が共存する。

退屈な世界に石ころ放り投げたら少しくらい波立つのかなとか思ったりするけど、いいや、世界は水面とは違うのだよ、ミスター。

退屈なんてしてないで一緒に遊びましょうよなんて誘惑に軽く会釈して列の前の方に着いたのだけどそこに何にもないなんて笑いものになっても仕方ないよな。

いっそのこと裸の王様の方が幸せなんじゃないか?

泣いてるあの子にドロップキック。

ああ、プロレスなんて野蛮なヤツらの小劇場。

その瞬間恋に落ちた王子の背後からグサリと刺さる包丁。

歴史が変わるのは偶然?必然?