ドーナッツの穴はもう閉じてしまった。

無事帰宅。

なんと言っても気分が悪く、飛行機の中でしょうがないので『生と権力の哲学』を読みはじめてみる。

というのも、先日『談』を読んでいて、生政治とか生権力とか出てきて、よく知らないなあ、と思ったので。新書でカバーできる上に檜垣さんの本を読んでみたかったので。(『生命と現実』の予習として。っていうか、これいつになったら読むんだろ??)

この本はフーコー、ドゥールーズ(及びガタリ)、そしてハート(及びネグリ)という系譜をたどるらしいんだけど、先日政治哲学とかそういうのには首を突っ込むのはやめよう*1と思ったばかりだったのに、何故でしょうか、そんな本に限って面白い。そういえば、アガンベンも出てきて、僕はココらへんは知らなくていいんじゃなかろうか、とか思いながら読んでいるとやっぱり面白い。

「剥き出しの生」ってそういう意味だったのか。なるほど。と理解したつもりになった。*2いや、つもり程度で十分だと思っているのだけど。以前『ホモ・サケル』を読もうかと思ってなんとか踏みとどまった記憶がありますが、もしかしたら読んでしまうのかなあ・・。いや、他に読みたいものあるので読まないですが。

で、東京に着いたら、雨降り。しかも、すごく寒い。

着いたのが11時だったので、そのまま浜松町まで行き、そこで適当な喫茶店みたいなところに入ってカレーを食べると、やたらとウマイ。480円。安い。

で、眠くて気分悪くて、明らかに身体がおかしいのだけど、気合を入れて渋谷で降りる。

で、買い物。なんといっても財布にはお金が。いや、これ生活費と卒業旅行のお金じゃないのか、という天使の声とともに渋谷・原宿・青山をせめる。

普段は入りもしないような店に入ったりして、買ってしまおうか、とかウンウン悩んでいると、ますます気分が悪くなり、タワレコに避難。すると、「Good Books」を売り出していて、なぬ、渋谷タワレコのUKロックコーナー流石だなあ、と思う。それを見て、ああ、エスカレーター(レコード屋)に行きそびれたと思うも、まあいいや、というか気分悪すぎ、と思い渋谷から去る。勿論何も買わず。

家に着くや否やお腹が空き、カップラーメンをほうばる。魚介系のラーメン、好き。

で、我が家寒い。東京日が暮れるのやっぱ早い。五時でまっくらなんだもの。

しかし、参ったなあ。靴はWombに行ったときに踏まれて破壊されたので買わなきゃいけないし、時計も割れたので買わなきゃいけないし、財布も破れてるから買わなきゃいけないし、ジーンズも破れてるから買わなきゃいけないし、なんてこと言ってたらアウター買うお金なんてないのだなあ・・。

一着だけ欲しいな、アウター。黒いの欲しいな。というか、黒いの女の子の間で流行ってるみたいで先日渋谷歩いていたら某交差点で黒い女の子ばっかで、「わあ、黒!」とか三村みたいなツッコミしたくなるくらい黒づくめの服着る女の子が多いのでした。

まあ、黒い服着る女の子カワイイけど、そこで赤とか着ちゃう思い切りのよさが欲しいよなあ、なんてことも思ったりする。

さて、定期的にお金が入る仕事探すかな。

というか、寒いよ、この部屋。コタツを起動させようかなあ。でも、電源が見当たらない。もう、やだ。。

東京帰って来たんで、いつも通り音楽と映画と研究*3の三点セットで行きます。勉強部屋もっと活動しないとなあ。あ、そういえば読書が進まないです・・。それにしても、いい感じの精神状態にならないなあ。ポジティヴ・フィードバックが欲しい。

そろそろテストだ。っていうか、殆ど何もないわけだけど。というか卒論って一体何かしら。何について書くのかしら(笑)去年とかどうしようもない卒論発表している人がいたけど、悲しいかな僕もその運命を辿るらしい。。

やる気有り余るくらいあるのになー。

何で音楽と映画に使わすんぢゃい(怒)

ああ、もう何もかも忘れるべく踊りたい、踊りたい。

そして調子に乗って語りたい。そして、調子に乗りすぎたと後日反省するのである。。


それでは、最後にお聴きください。Junior Seniorで「Move Your Feet」。BENT FABRICで「JUKEBOX」*4

Junior Senior - Move Your Feet


BENT FABRIC - JUKEBOX

*1:もう、いい加減調子に乗って何でもかんでも首突っ込みすぎて収集がつかないのです。

*2:ちなみに、この本ではこのように書いてあります。『アガンベンによれば、ビオスによって提示されるのは、言語を使ってポリスの仕事をなす、公的な生のことである。そして、ゾーエが意味するものは、生物的に唯生きることとしての「剥き出しの生」のことだという』つまり、「ゾーエ」=「剥き出しの生」=「生物的に唯生きること」である、と。で、社会契約論の構図に見られるような権力の超越ー抑圧型モデルを考えられる社会ではビオスに焦点を当てた思考が展開されることが有効であったが、生体に対する技術的介入等によってビオスとゾーエの区分が曖昧になる領域が現れ始めた現代では、その領域について考えることがアクチュアルな思考である、という主張がなされます。

*3:っていうか、未だに研究の「け」の字も見当たらないですが(苦笑)

*4:ケータイのCMでかかってますねえ。一年以上前にタワレコがバシバシ推していたのが懐かしいです。というか、これまんまファットボーイ・スリムですよね。初めて聴いたとき勘違いしたくらいです。