古典など読んでみたりする

夢十夜

夢十夜

金井田さんの画があまりに美しすぎて遂に買ってしまった。

それにしても夢十夜、素晴らしすぎて何度でも読んでしまう。

このシリーズは他に内田百けんの『冥途』、萩原朔太郎の『猫町』などがあるのだけれど、どれも素晴らしい。

序に、芥川龍之介全集傑作集を買ってみたりなどした。「トロッコ」を読んでいると、ああ、と思ったから。最後の一文が分かる歳になったらしい。

久々に古典、というかいかにもな純文学を読んでみたいなどと思っているのは、先日松浦寿輝の文章に触発されたからだろうか。古井由吉坂口安吾などを本棚から取り出してきてみる。