普通の努力でひとと違うものが出てくるわけがない

自分そっくりのコピーロボット開発に世界仰天!石黒浩

石黒さんの言葉が重い。

性格的にも会社員には向いていないと思っていました。しかし、研究者としてやっていくのは、ものすごい覚悟が必要でした。将来、それで食べていける保障はない。自分がどこまで通用するかもわからない。博士課程まで進んでも、博士号が取れなかったらお先真っ暗です。技術系の研究者ですから、結果を出さなければ助手にもなれない。いくら頑張っても結果を出さないとダメな世界。それこそ研究者の道は、路頭に迷う覚悟。死ぬ覚悟での選択だったんです。

ただ、自分の可能性を試すことが、人間の生きる意味だと僕は思っていました。ただ日々の暮らしをするだけなら、世の中に存在する価値はあるのかどうか。なぜ自分は生かされているのか。自分がやるべきことをやるためではないか、と。だから、難しい選択をあえてしようと思った。

かっこよすぎる。こんな人と五ヵ月後に学会で議論できるだなんて。ボスが名だたる研究者を集めてくれたので*1、ずいぶんビビッているのだけれど、やらねば、と思った。周りはすごい人ばかり。「コイツは」と思ってもらえるように頑張らないと。やろう。

難しい選択、いい加減自分でしないとな。マジださい自分。

*1:他にはもっちゃん(NO科学者のモギさん)とかね!