てくのろじっく

*カバンの中身をさらしてみたら、すごい数の人にさらすことになった・・

今や日付という概念が解体されて今日なにかしら明日なにかしらな感じなのだけれど、久々に家に帰ってきた。気がする。頭のなかはいくらでもいろんなことを考えることは出来るけれど身体は一つしかないわけで、面白いねーとか言いながらセミナーを聞きつつ手元で資料をかちゃかちゃつくったりとか、そっかーそうなんだーとかにこにこ食事をしつつ頭の中でいつまでに何をやればよいかということの計画を立てたり、身体という境界が邪魔でしかないなあと思う。しかしここ二週間で得られるであろうものは大変大きいものだと思われるし、これから数年の人生に大きな影響を与えるかもしれないことばかりなのでなんとかしないとなあと思うし何とかなるのかねえと不安がる。ここから先は未定という文字がたくさん続いていくのかしらねえと思うとやれやれだ。まあ、くじ引きひきながら生きていくのも一回きりの人生なら悪くはないが。

とにかく、よく分からないけれど、服を買いたい。トニー滝谷の本当の名前は確か本当にトニー滝谷だったと思うけれども、あの映画のなかで服を買うことに依存してしまう役を演じている宮沢りえは大変素敵で大好きだ。しかしながら、宮沢りえの顔を見ると色々なことを思い出すのでたまに見て相変わらずかわいいなあと思うだけで十分でもある。それにしても、とまた書いてしまったけれど、それにしても久々に村上春樹を読むと落ち着くので困ったものだ。孤独感、喪失感が一体何に起因しているのかということを考えるのがある意味で20歳前後でのテーマの一つだったのだけれど、次は先が「ある」ということ或いは「ない」ということへの不安感や絶望感のようなものをいかに肯定するかということなのかなあとか思ったりしていたりなどする。まあ、でも、これ以上は暗くなるので書かないしなんだか暗い方向に行きそうなのでいかん。

別に楽しいことは待ち構えているので心配すまいとか思うものの、それにしても下積みの時期なのかねえ、とか結構悩んでしまってやっぱりいかん。それでも先輩とあーだこーだと相談したりとか友人となんだかねーと愚痴りあうと随分気持ちが楽になるのだから人間そんなもんなのかねえと思いつつなんだ自分も普通に人間じゃんと気づいたりして少しうれしい。研究仲間というのはすごく大切だ。どうしても一人でもくもくと作業をし始めると視野が狭くなってしまって、そういうときに誰かと話すと別の視点を与えてくれるので、そう考えるとコマバでの研究仲間が少ないので春からはもっと勉強会・研究会にでも行って議論できる人を増やしたい。しかし、毎日研究のことばかり考えていると世間との距離は遠くなる一方で寂しく思うものの、そういうことが出来る環境にいることの有難さが身に染みる。会社で働いている友人に愚痴るとたいてい好きなことをやっていて経済的な援助を受けられるだけでも幸せだと思え的なことを言われるのだけれど、毎日好きなことをやるということの辛さも分かって欲しいなあと思うからそれを話すのだけれど、何にせよこういう人間に生まれたので仕方のないことだと受け入れるしかないという結論に到る。二十代このままこのペースで進んでいくとどこに着くのかしらと楽しみであると同時にここまでしか進めないと受け入れることの必要性も感じているのでむずかしい。むずかしいことばかりでやっぱりやれやれだ。

結局、今日考えたことはデジタリズム行けばいいやんと思ったということで、二週間くらいおかしな生活したところで死にはすまいし、とにかく楽しくないと生きていけないということが判明したのでもう少し楽観的に楽しまなくてはなあと反省した。お酒を飲んで踊る、そういうことが重要なのだ。重要に違いない。重要だってば。そうはいっても毎日好きなようにやっていいと言われると拷問でしかないのだよなあ。早く夷狄来ないかしら。そのまえにデジタリズム×キツネと2 manyが来る。いきたいなー。いこうかなー。うーん。

The Kinks - Tired of Waiting

木村カエラ Jasper

木村があいかわらずかっこいい。へんな動き。