真夜中

季刊 真夜中 No.2 2008 Early Autumn 特集:詩とグラフィック

季刊 真夜中 No.2 2008 Early Autumn 特集:詩とグラフィック

「真夜中」がすばらしい。

創刊号でも堀江敏幸古川日出男保坂和志、と好きな人たちばかりを選んでいて感動していたのだけれど、今回は本を開くと蜂飼耳の詩が、最果タヒの詩が、ハスミ先生と黒澤清青山真治の鼎談が、と素晴らしいチョイス。宇野邦一ドゥルーズについて書いたりもしていたり(前回から)。個人的にはSPBSの「ROCKS」にもがんばってほしいのだけれど、圧倒的に真夜中のほうがセンスがいい。かわかみみえこも好きなのだけれど、直球すぎてちょっとあれで、でも、真夜中はわかってるなあ、と思わず呟きたくなるようなセレクト。すばらしい。