覚えているよ

なんか、ふとした拍子に、昔BSで観た演劇のことを思い出した。

ジャンバラヤ

「ホット・チョコレート」

という劇の題名を覚てて、毎年高校生がやっている大会かなにかで、何時間も放送をするわけだけど、当時高校生だった僕はテレビの前で、何故だか半分泣きそうな気持ちで、彼らの青春に僕の身を投影していた。

それで、調べてみたら、「全国高等学校演劇大会」というのが毎年開かれているらしくて、僕が見たことがあるのは2000年と2001年のものだった。

もう、随分と昔のことだ。

ジャンバラヤ作新学院高等部

「ホット・チョコレート」愛媛県川之江高校

「ばななな夜」栃木県立宇都宮女子高等学校

「七人の部長」愛媛県立川之江高等学校

覚えてる。

2000,2001年当時高校生だったということは、大学に進んだとして、就職なりなんなりの人生の岐路に立っている僕と同じような立場の人も少なからずいると思う。

何故だか気になって仕方がない。

観たい、もう一度。

彼らの高校生の夏は僕とは違って、もっと、暑い夏で、それは彼らがスポットライトを浴びていたからというのもあるわけなんだけども、今、彼らはその夏をどう思っているのだろうか?

僕には毎年夏が来ないから、少しだけ訊いてみたいと思った。

彼らが今でもスポットライトを浴びているといいな。