あの頃ペニー・レインと / キャメロン・クロウ

昔見たやつ。

あらすじ。

1973年、弱冠15歳にして「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、あるロックバンドのツアーの同行記事を書くことになった少年ウィリアム。旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、ジャーナリストとしての葛藤、そしてせつない初恋が当時のロックとともにつづられる佳作映画である。
監督・脚本は、トム・クルーズ主演『ザ・エージェント』のヒットで一躍表舞台に踊り出たキャメロン・クロウ。「波乱万丈な人生への穏やかなる賛歌」といった趣の作風は前作から継承しつつ、脚本家時代(ティーン・ムービーの先駆けである『初体験 リッジモンド・ハイ』などを手がけている)で得意とした青春もののみずみずしさも感じさせる、これまでの集大成といえる力の入った作品に仕上がった。それもそのはず、これは映画人であると同時にジャーナリストとしての顔ももつ彼の自伝的な作品なのだ。
基本設定はもちろん、ペニー・レインという少女の存在や、母親が彼の年齢を彼自身に偽っていたなどの細部に至るまで、ほとんどが事実に基づくものだという。それ故だろうか、主役から脇役に至るまで登場人物ひとりひとりが人間臭く、そして誰にも必ずひとつは見せ場があるのがなんとも心憎い。(安川正吾)

まあ、特になんか考えさせられることのない映画です。

が、音楽好きには結構たまらないかも。

姉ちゃんがロック好きの男の子が影響を受けて記者にまでなってしまうっていう青春ストーリーです。

姉ちゃん男とどっか出て行くし、息子もどっか行くしの母親の心中察するに余りありまっせ。

まあ、最後にはハッピー・エンドな感じだった気がしますが。

スティル・ウォーターのヴォーカルにインタビューする最後のシーンは結構良かったかな。

暇つぶしにはなる映画です。