代替可能な喫煙カプチーノ。

今日は朝から生体構成なんとかの授業。

天気がいいから快調に自転車を飛ばすのだけれど、まるで冬なんて来ないみたい。

プロリンの構造の話が今日の中心テーマで、なるほど、僕は官能基の知識がなくて、へぇ、へぇ、って頷きながらノートを書き書きする。

きっと隣の彼は、こんな授業ってつまらないなクソが、みたいなことを思って貧乏ゆすりをしていたのだろうけど、むこうの彼女は素敵な髪型でノートを書き書きしていた。

午後からの授業は2時半からだから、僕は踊場の椅子で小説を読み読みしていたら、空は晴れ晴れしていたので、きっと彼女もにこにこしているのだろうと想像した。

きっと明日はドキドキしたりドギマギしたり、はははと笑ったりもするのだろうけど、そのストリングは軽やかに僕の意思とは無関係に連なり続ける。