風薫る春の夜

天気のいい日だった。今日は学部の入学式らしくキャンパスには全然人がおらず、気持ちの良い風を感じながら幸せだなあ、とか思っちゃったりした。

授業がなかったので、午後からゼミへ。

山手線の電車の中で『罪と罰』を読むのに熱中していたら「そこにいるのは××君ですか?」と声を掛けられ顔を上げるとK村先生が。「うわっ、こんなとこで会うとは思いませんでした!よく会いますねー、最近。これからコマバですか?」とか談話しながら渋谷で別れた。うーむ、僕はキライな人にはあまり会わないけど好きな人にはよく偶然会うから不思議なものだ。どうして神様はチャンスをくれるのにいつも恋愛はうまくいかないんだろう(笑)ダメなヤツだぜ。

というか、先日もアキバで友人に偶然会ったりと、ほんと、東京狭い(笑)この文章読んでるあなたともどこかで会ってるかもしれませんね。

ということで、ゼミ。今日の話は面白かった。でも、久々の英語で分からないところも結構あった。いかんな。久々に英語聞き慣れないと。

ゼミが終わってからは研究室の環境づくり。大分環境が整った。そしたら、なんか妙に気持ちが落ち着いて、図書館に行って蔵書を調べておいた。専門書はどこにあるのだろう。それも確認しておかないと。

ということで、一日も終り。最近僕が映画を見る際に参考にしているブログが復活したので(すげー嬉しい!)妙に映画が見たくなり『今宵、フィッツジェラルド劇場で』を見にBunkamuraル・シネマへ。今日映画見ると泣くなー、とか思っていたら案の定号泣(笑)いやー、人生ってさあ、人生ってさあ!とか思いながら「なんだろう、この時間って幸せだなあ」とか思ってまた号泣(笑)感想はそのうち。って、結局ソクーロフの『太陽』の感想もかけなかったし、マカオ旅行記後半も書いてないや(笑)ま、いっか。

僕は映画の最初と最後が素晴らしい作品が好きなのだけど、この作品もラストが良かった。とか書いたのだけど、実は最後のラストシーンの意味が分からなくて色々調べてみたらなるほどという解釈があって、納得。最後のエンドロールも注意して見ないとだめなわけだ。確かにヒントがあった。僕がこの映画で唯一「この設定面白くないな」と思っていた部分を最後のシーンで否定していて、ちょっと嬉しかったのでした。ラストシーンで思い出したのだけど、どうでもいいけど僕はやはり『ニュー・シネマ・パラダイス』のラストは好きだなあ、と思う。あと、『カイロの紫のバラ』のラスト。そして、冒頭のシーンが好きな映画は『パリ、テキサス』。ライ・クーダーのギターがボロロンって鳴る中砂漠を歩く一人の男。うーん、想像しただけでヤバイ(笑)というか、これ五月に早稲田松竹でやるらしいので見に行きます。映画館で見たい。そういえば、アキ・カウリスマキの新作がそろそろらしいです。久々だなあ、カウリスマキ。楽しみ。

てな感じで今日は元気でした。寝不足だと元気なくなるらしい。明日は朝から授業。授業詰めてみました。お勉強です。輪講の準備は土曜でいいかな。

うーん、やっぱ出稼ぎに行かなくてすむと気が楽だなあ。ほんと、あれ勉強になるけどストレスフルだからなー。まあ、そろそろクビになるかもな(笑)

ま。明日も頑張ろう。明後日は就職説明会みたいなのがあるらしいから行ってみようかな。早めに感じをつかんでおけば、まあ、いざというときにパニくらずにすみそうだし。まあ、何事も早めに準備しておかないとな。とにかく動く。でも、髪なげーや。やばい(笑)

ということで、今日も一曲いきますか。小沢健二で「指さえも」。うーん、いい。やっぱ、なんだかんだで恋に限りますな(笑)

小沢健二 「指さえも」