Someday, I wanna talk with you without losing my smile.

いつものように木曜日ということでゼミへ行くべく午後から大学へ。というつもりだったのだけれど、エリックというアメリカ生まれの男がイギリスからやってきて住処を探しているということでその手伝いで朝から大学へ。一緒にコマバの近くの家を内見するが、あまり気に入っていないようで、「Probably you can find better one」やらなにやらと英語で話す。それにしてもこのところうちの研究室は外人のほうが多いのではないかというくらい外人勢が研究室を占めていて、一日の半分くらいを英語ですごしているので実に英会話の勉強になってよい。このまましっかり英語を勉強して、博士号取ったら海外に行こう、もっと外の世界に出てみよう、ということを最近はずっと考えていて、実現するとよいなと思う。でも、エリックに「パリかロンドンに住みたいな」と言うとUKは食べ物が高くて住みにくいよと言われたし、フランス語訛りの英語を話すパリジャンのジャンは、パリは汚いし人多いしイマイチだよと言われた*1のでどこに行けばよいのだろうかと悩む。K村先生は北欧を推しているけれど、北欧は暗いイメージがあるしよくないかもしれない。イギリスもすごく寒いらしいし、暖かいところに行きたい気もするので、どこかな、ヨーロッパはダメなのかな、とか悩んでみたりするけれどやっぱり第一候補はパリかな。次はロンドン。夢は大きく、ね。

ゼミのあとは相変わらず外国人に囲まれて色々話す。いい加減嫌でもそれなりには英語が理解できるようになるのだから(学部のときに結構勉強したしね)、外国に行って住めば英語を話せるようになるというのは結構正しいのだろう。先日から色々な店で「I'm sorry, I didn't watch out for it.」とか反射的に英語を話すので大変恥ずかしいのだけれど、うちのボスが半分くらい英語で話す気持ちがよく分かる。一年後にはそうなっていることだろう。日本人と話すときに英語を混ぜるのは、研究の話をしているときはよくあることなのだけれど、日常会話でそれだとやりすぎな感じで恥ずかしいとは思うものの止まらない。

夜は研究室のOBの方々と博士課程の人々やらなにやらと一緒にご飯。やっぱりたくさん人がいると楽しくて、実際は結構大変な状況にも関わらず先輩たちはやたら元気で、「元気の秘訣ってなんですか?」と先輩の一人に訊くとN川さんは「酒よ、酒!」と叫びながらビールやら日本酒やらを飲み干していた。それにしても、ここでも自炊についての議論が繰り広げられて、自分のためには料理をしようと思えない、という人が多かった。

やっぱり人と話すのは楽しくて、思いっきりハハハと笑っているとその間は辛いこととか悲しいこととか忘れてしまう。人を笑顔にすることはものすごく大事なことなんだなあ、ということを実感した。素敵な人たちに囲まれて、幸せです。ありがとう。

*1:今日ジャンさんと話していたら、「家に帰るとso cuteな娘と遊んであげなくちゃいけないし仕事やんなきゃいけないしで大変なんだ」とか「娘が桃太郎のうたを歌うんだよ、こんな風にね!」と笑顔で教えてくれたのだけれど、娘さんのことを話すときすごく幸せそうで「You look so happy!」と言うと照れていた。