プラダの靴がほしいの

ウキウキ通りを行ったりきたり!するわけでもなく毎日山手線で池袋と渋谷の間を行ったりきたり、なのだけれどそう毎日が淡々と進んでいる。最近読んでいる本といえばこれだ。だからどうということもないのだけれど、とにかく面白くて、あー面白いなー研究室にこもってずっと本読んでいたいな12月冬ですよ冬、今年も終わるのね2007といった感じだ。

ヘッドフォンからは「君がいたころのことをおーもーわーないー」と小沢君が歌っていて、なんとまあ彼は呑気だなあと思う。僕もお金持ちの家に生まれたら小さい頃からバイオリンなど習ってなんか分からないけれど広尾のカフェで女の子とお茶でもしていたのかもしれないけれど現実はパソコン片手にブクロとシブヤを行ったりきたり、である。であるが、なんといっても今日は大変眠たかったにも関わらず大学に着いた瞬間からゼミで、華人の話をやっていてなんだかなー誰だろう華人と思いつつコメントで「こんな議論してても仕方ないんじゃないですか」的なことを言うと「傲慢だ。想像力が足りない」とか言われて「本をたくさん読まれているのにもっと自分の立場になって考えて想像したらどうですか」とか喧嘩を売られてなんで喧嘩売られないといけないのだろうなあと思いつつ「想像できるものと出来ないものがあるでしょう。僕はどれだけ頑張っても最貧国の最貧民の人たちの暮らしを想像することはできませんよ。本を読めば読むほどそう思いますけどね。そもそも他者を肯定することはその相手の想像の出来なさを認めることから始まるんじゃないですか」とやらなにやら反論しながら眠いなあと思っていた。きっと人が一生懸命議論しているときに眠いなどと思うことが傲慢なのだ。そう、確かに自分は傲慢だ。そのことに関しては反論をしなかった。でも、想像力はそれなりにはある。はず。

とかなんかよくわからないことをぐるぐる考えていたら「きっと僕は死ぬまでずっとわがままだから」と小沢くんが歌っていて、いやあワガママに生きていくわけにもいかんですばい、となぜか熊本弁か何弁か分からない言葉が出てきて、いや出てくるくらい疲れていて「でっかい黒い犬でも飼って」とか「だめだめだめ、わがままだからー」とかこの曲は大変好きなはずなのに全然乗り気になれないから「愛し愛されて生きるのさ」に変えた。

ああ、それにしても、と思う。

いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されていきるのさー

ですって。ああ。

眠い。想像力が足りないから文章が書けない。劇とか見に行ったのだけれど、想像力が足りないから感想を言えない。想像力ってなんだろう。そんなもの誰も足りてやしないじゃないか。自分の想像力が足りてないってことを想像してごらん。ほら、君は想像力があるから自分の想像力が足りていないことが分かったね。そんな議論をするから嫌われる。友人からそんなこと言ってると刺されるからやめろと言われたけれど、最近はこういう好戦的な議論をしない人間になってきたと思っていたので残念だほんとに。スイッチは壊れていないらしい。でもこの世界で生きていくためには仕方のないことなのかなあ。想像力が足りないから分からないや。

Lovely

痛快ウキウキ通り