などというカテゴリーがその昔存在した。

最近は専門書ばかり読むからなー。

先端で、さすわさされるわそらええわ

先端で、さすわさされるわそらええわ

なかなか独特の文体ですな。カワカミミエコはジイシキのバケモンと呼ばれているそうですが、なかなかすごい。「私!」「自意識!」と叫んでおりますね(特に「わたくし率〜」の方)。文化系ジョシですな。まあ、何よりかわいいのがいいですね。

あ、でも立ち読みであります。

「三十歳までなんか生きるな」と思っていた

「三十歳までなんか生きるな」と思っていた

人間とは自分が生きた、過ぎ去った時間に向かって無数の触手を伸ばす生き物なのだと考えてみると、「わからない」とばかり言っていた時間が自分の身体の延長となって、自分の生が別の意味を持って新たにはじまるように思われてこないだろうか。
 プルーストがしたことはそういうことだったと考えてみることもできる。プルーストは『失われた時を求めて』で過去の特別な時間を捜し求めたのではなく、時間という巨大な建造物を創った。その中ではプルーストに回想される人びとがすべて巨大な存在となった。そしてプルースト自身がほとんど時間そのものとなった。何かを対象化して言葉としての答えを出そうとするのではなく、それを自分の身体延長として生きること。動物たちたちがしていることはそういうことだ。

保阪のエッセイをまとめたもの。総じて「時間」と「死」に関する考察とか。人の「個有性」を大切にすべきであるということを、そうだよねー、とうなずきながら読んだとさ。自分が考えたいことに近いことを考えていると「予感」しました。って、感想になってないなあ。うーむ。

カツラ美容室別室

カツラ美容室別室

ナオコーラの新作も出てたりとか。読みたいな。