哲学したい
翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫)
- 作者: 永井均
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/08/01
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哲学面白いわー、と思わせてくれる。(まだ全部読んでないのだけれど。そして、勿論元ネタが分かるくらいの知識はあるのだけれど)
面白い。面白すぎるし、不思議すぎる。「いまが夢じゃないっていう証拠はあるか」、「たくさんの人間の中に自分という特別なものがいるとはどういうことか」、「さまざまな可能性の中でこれが正しいといえる根拠はあるか」、「自分がここに存在していることに意味はあるか」、「死と夢」の五章で構成されています。
先日誰だかが、「哲学に興味をもたない人間は自分が死ぬ直前になって安易な教義や宗教にすがる。ふざけるな」と書いていて、その通りだなー、と思ったのだけれど誰だっけ。あ、保坂和志ですな。
- 作者: 三浦俊彦
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 単行本
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自分がいない世界というのは果たして可能なのか、ということを論理学を駆使して説明している(っぽい。帯に「なぜ論理をつくさないのか」と書いてあった笑)。量子化の話とかが載ってた。自分がここに存在する確率とか計算したいなあ(確率で計算できるのか?)、と思うので読みたくて仕方がないわけであります。
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2007/12
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デリダをそろそろいい加減。最近メルロポンティばかりだから。『声と現象』を読みたいのだが、じっくり。夏まで我慢か。レヴィナスも読みたいなあ。現象学、分析哲学あたりが自分にとって重要らしい。たぶん。
- 作者: アーサーケストラー,Arthur Koestler,村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/07
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立ち読みした限りでは面白そう。家にホロン革命はあるのだけれど。
あと、昨晩NHKのバクショーモンダイがやってる番組で野矢シゲキ、斎藤タマキ、サトカツせんせー、浅島せんせー、福岡シンイチさん、とかが出ていて、野矢シゲキがグダグダなことを言っていて面白かった。「役に立たないこと(だっけ?)が重要なんじゃないのかー」と酒飲みながら顔を真っ赤にして話していた。ダメな大人だなあ、と思いつつもその通りだなあと同意。大学で行われる研究なんて、役に立たなくてなんぼだと思うのだけれど。最近は大学が就職専門学校みたいになっていると言っている人たちもいるけれど、確かにそうで、大学生の間くらいは「役に立たないこと」に一生懸命になってみてもいいんじゃないかなあ、と思ったりするのは自分ひとりか?
文学部も縮小されているみたいだし、なんだかな世の中ですな。日本出たい。