If you were so happy

日常、という言葉を呟きながら今日から授業が始まるので昼ごろから大学へ。別に授業が始まったからとて関係ないのだけれど、とにかくK村先生のゼミへ出かけたらばCastellの本が今日の題材で、非常に面白かった。

ゼミ後、ScienceとNatureのとある論文が読みたくて図書館でコピーしたあとに研究室(別館)に行くとフランス人研究員さんの娘さんがなぜか来ていて、非常にかわいかった。小さい頭に大きなヘッドフォンをして「風の谷のナウシカ」を一心不乱に見ていて僕には全く興味を示してくれなかったのだけれど、それにしてもかわいかったな。フランス人の子供はかわいいと聞いてはいたけれど、ここまでとは、と驚いた。

今日は相変わらず色々な書類を書いたりして仕事が進まなかった。いかんな。まずいな。論文読んでる場合じゃないのだけれどな。それにしても世の中には面白い研究をしている人がいるのだなあ、と思う。これとか面白い。ゴキちゃんに毒与えて歩かせて巣に持っていて腹にタマゴ産むムシがいて、そのムシがなにやってるかが分かったっていうこと。非常にキケンな研究だな、と。いずれは人間も操作可能になるのかしらねえ、とか思ったりした*1。人間ハック、か。未来の戦争はハックされた人間が戦地で戦いあうことになるのかなあ。赤紙いらないもんね、これだと、とかSF的空想をめぐらせてみるとつくづく感じるのだけれど、本当に最先端の科学って本当にすごいな、といつも思う。人生をかけるにはもってこいの職業だと思うのだけれど。

やりたいことがたくさんありすぎて困る。

友達がT製薬に受かったとか言っていた。それにしても、「自分のことを覚えているか?」とかよく古い友人から訊かれるのだけれど、一体どういうことだろう。一人黙々と突っ走っているからだろうか。「結局何をやっているのか?」と訊かれたからかくかくしかじかと語ると「まったく分からない」と言われたから「オレだって分からないからやってるんだけどね、ははは」と。何やってんだか。

眠い。寝る。しばらくまた研究のことを真面目に考え続ける。毎日。毎日。

*1:すでに神経伝達物質の調節しだいである程度可能なのだと思うけど。快楽を与える神経伝達物質をうまく使ったりとかして。「悲しいから泣く」のではなくて「泣くから悲しい」の論理を逆手にとってみて。