リアルであること
机に頬杖をついて考える日々です。
大学の銀杏並木を歩いているとアスファルトの路上に転がった銀杏から発せられる匂いが少し強すぎてよろめいてしまいそうになりますが、銀杏の葉はまだ色づいていません。
最近自分にとって”リアル”であることががらりと変わりました。長らく考えてきたことに終止符が打たれたというか。それと同時に価値観が変わったというか。
次に何をやればいいのか、ということと、今出来ることは何か、ということを考えていると時間がどんどん前へ進んでいってしまって置いていかれてしまいそうです。立ち止まって考えるだけの時間はどうやらほとんど残されていないらしく、選択肢はどんどんと減っていきます。
何かを選択することにいつも悩んでいるわけだけれど、選択をしてもしなくても結果は訪れるのだということをそれなりに長く生きてきて学んだので昔のようにあせることはないのだけれど。
けれど、と、だけど、を重ね続けても、だから、にはならないことも学んだ後に自分を肯定できるのか、なんてよく分からないことを考えながら過ごす日々です。
今年は本当に雨がよく降ります。
雨音に耳を傾けながら眠るのは嫌いじゃないけれど。