D.I.Y.

暖かい日が続いている。

昨日から今日にかけて朝方まで仕事なのか研究なのか勉強なのかわからないことをやっていたから、お昼頃に起床。大学に行って作業をしようかと思ったけれど、自宅で。それなりに集中して作業した後に大学へ。

大学の図書館でお勉強。夕方にクラムポンさんとお会いしてギターを受け取る。大変喜ぶと同時に本当にいいのかなあ、と思うも、いただく。

駒場の近くには何もないけどどうしよう、ということでフレッシュネスでお茶をする。どんな話になるかなあ、と思っていたのだけれど、旅の話をしたり映画の話をしたり。「自由でいいよね」と「若いからいいじゃん」という言葉を何度か繰り返してしまい、ネガティブな意味で取られてなかったらいいけどなあ、と後から反省。自分にはない実行力があって羨ましかったり。僕の実家のある広島をいい所だと絶賛してもらえて嬉しかったけど、やっぱり何もないよなー、と広島にいたころを思い返していた。いろいろあまり無理しなければいいけれど、と、自分と似ている部分がある気がしているので、不安に思ったりもした。逃げたいときは逃げてもいいと思うんだよね。僕は逃げてばかりだけど苦笑。

帰り際にギターを忘れそうになって、後ろに置いていると忘れそうな気がするから注意しないといけないと思っていたら本当に忘れそうになって、こんな奴が貰い手じゃあ不安だろうなあ、と申し訳なく思ったり。あとは、こうやって文章を書いている自分と話している自分はどれくらい違うのかなあ、とか考えたり。ブログで知り合って人と会うと、やっぱり緊張する。普通の二十代半ばのニイちゃんだからなあ。最近髪短いから怪しくないし。「マジで!?」「ヤバイね」とか普通に連呼するよ。

大学の裏の通りを二人で歩き、大学の構内を通ってじゃあねさよならと手を振って別れた。とっても気持ちのいい風が吹いていて、鼻歌まじりで散歩をするのには本当にいい季節だとおもう。

図書館に戻って仕事なのか勉強なのか研究なのか分からない作業を続けるが、集中力がなく、Twitterで「下北の王将行こうかな」と呟くとid:shokou5さんから反応があり、王将へ。焼き飯とエビチリと餃子を食べる。shokou5さんはビールを飲んで上機嫌で、僕も比較的沈んでいなかったので、二人でわらわらと話しながら煙草をふかす。煙草やめたのになー、と思いつつまあ今日くらいは、とすぱすぱ。そういえばshokou5さんとも「何だかんだで逃げちゃってるんだよね俺ら」という話になった。そろそろ逃げられない歳かもね、僕らは。

下北の駅で、ウルトラソウルなバンドをやろう、などと馬鹿なことを言って上機嫌でお別れ。俺たち天才だからなんとかなるに決まってるだろ、ってよく言うよね、まったく、最高だわ、と井の頭線のホームで電車を待ちながら独り笑いをしてしまった。

帰宅して、やらなければいけないことの量に愕然とする。ひとつひとつこなしていかなきゃ、終わらない。

明日も明後日も予定がたくさん。予定があるのはとてもいいことなのだけれど。


原田郁子 - たのしそう かなしそう