気づいたら7月になっていた。昨日気づいた。1ヶ月くらい土日も返上で作業をしていて、なかなか辛い。二日くらい前の帰り道にいよいよ倒れるに違いないと思ったけれど、普通に立っていた。今日も渋谷でMTGのあとMさんと「どんだけ働くんすかね?」と話していた。コンサルという業界の人は実によく働くし、IT業界の人も実によく働く。金融業界の人はもっと働くらしいから、どうかしていると思う。人生観や価値観の問題だ。働きすぎはよくないが、働くことにやりがいは欲しい。

新しいことを始めるときはいつだって不安と期待が入り混じる。本当に自分たちで出来るのだろうか、と思いながらも自分たちですべてを決めて試してみるというのは楽しい。

ゆっくり小説が読みたいのだけれど、なかなかできない。先日太宰の『パンドラの匣』を読んだらとてもおもしろかった。最近は技術書とビジネス書ばかり読んでいる気がする。

あとは、早稲田松竹で「ラースとその彼女」を見て、シネマライズで「レスラー」を見た。どちらも好きな作品だった。「ラースとその彼女」はほのぼのとした感じで、あははと笑って見ていた。突然人形がカノジョだと弟が言い出したらお兄ちゃんも「弟がイカれちまった!」て叫ぶよね。一方期待していなかった「レスラー」も思いのほかおもしろかった。主人公のダメっぷりが身に染みて、最後にズタボロの身体を引きずってリングに出て行きラム・ジャムかましたシーンで号泣。すばらしい映画だった。男の中の男の映画。かっこつけてるけどダサいところとか堪らない。

崩壊していた生活もようやく立ち直ってきた。今週・来週がラストスパート。なんとかやんなきゃしょうがない。