ヘイ、ハヴァーナ。

今日は現在所属している研究室の何かがあったらしいけど欠席。

なんか装置が来たらしいけど、僕使わないし。

時間が無駄になるしストレスが溜まって脳によくないのでこれ以上僕に関わらないでくれ、ということで。

午後からA原先生の神経科学。

前回のニューラルネットの話を引き続いて連想記憶のモデル。

なるほど、面白い。

ここらへんって、昔PDPモデルだかなんだかの本で読んだことがあったのですが、遠い過去のことなので覚えておらず、いい復習になりました。

「そろそろ大脳皮質のモデルを誰かつくれ」とかA原先生はテンションあがること言ってくれるからいいなあ、とか思いつつ講義を聴いていると最後に脳科学の大御所M下先生とS井先生(『言語の脳科学』ですね。ずいぶん前に読みました。そういえば、一度だけお会いしたことが)の話が。神経の数理モデルの文脈だったので、「お二方とも数理モデルの人たちっていうイメージないんですけど」って訊くと「もともと物理の人なんだよM下さんは。S井さんはそこの研究室の出身なんだよ」との回答。へえ。

なんだかA原先生ってやっぱ脳の人なんだなあ、と実感。

駒場に行っても相手にしてくれるといいな。すごく親しみやすい感じとかがすごく好きなんだけど。

なんだか、結局脳科学に興味はあって、すごく重要なことは認めるんだけど、さて、僕は何を出来るだろうかということを思案する。

今度のボスも直接脳をやってるわけではないし。

従来型のサイエンスには残念ながら僕の頭の中身はなじまないだろうし、出来れば学問分野を横断しちゃうような形でやれればベストなんだけど、それって現実的には色々な制約によって難しくなるだろうから(論文をアクセプトしてもらえるかとか?)、相変わらず悩む。

でも、真剣に学問やるんなら思い切って分野横断しちゃうことってすごく大事だと思うし、それって僕がやるのには非常に適しているんじゃないかなあ。

で、若い人たちが中心になって人文学系だとか自然科学系だとかいう枠組みを越えた議論の場で、色んな人を呼んで議論したり、自分たちで議論したりするような活動ってのが出来たらいいなあ、なんて思っておるのです。

ないんですか、世の中には?(立花ゼミとかは近い?)

ないんなら、つくるしかないですよねえ。

ってことで、駒場に移ったら何かそこらへんのことがもっと積極的に、僕一人ではなく他の人たちとも関わりながら出来たらいいなあ、なんて考えております。

そのときには皆様ご協力お願いしますです、はい。