かなしい知らせはきかないよ。

ここ数日は毎日山手線をぐるりと一周しているわけだけど、なんというか、そろそろいい加減勉強に没頭したい。バイトしすぎ(まあ、プログラミングのスキルは上がる一方で研究に役に立つ(はずな)わけだけど)。

昨晩は今年はどの(誰の)授業に出るか考えていて*1、出たいのがたくさんあって困ってしまって、でも僕は学部時代に200単位以上の単位をとるというお馬鹿なことをしてしまったので(たまにこういう困った学生がいるらしい)、大学院は研究に身を投じようとか思う。とかいうのはやはり嘘で、なんと言っても生まれもっての教養主義者が教養学部に行くもんだから、これは大変なことになるに違いないと内心はらはらしているのだけれど、でも、マジメな話で研究で結果出さねばなあと思う。まあ、それに関しては自分のやりたいことをやりやすい研究室を厳選したから大丈夫だと思うけど。

ということで、今年の春は全然学会に出かけなかったので、これはよくないと思い、昨晩は学会情報も調べていたら、科学哲学会があまりに面白そうで、十一月あたりにあるのだけど、これは行かなければと思ったのでありました。そういえば、去年の夏の進化学会に行ってからもう8ヶ月も経つらしく、月日は百代の過客にしてなんとやらなわけで。

ほんと、春から(来週あたりから)久々に朝から晩まで授業入れる可能性大でありまして(平日の夜は研究かバイトか課題処理で、週末の夜は代官山か渋谷に踊りに行くぜ笑)、そしたらこの過剰なほどに更新されるブログも落ち着きをみせるのではないか、なんて思ってます。

てか、なんなんでしょうね、この人(ボクのことですが笑)

まあ、「過剰であるということは才能である」ということを脳科学者のモギさんが『BRUTUS』で書いていたのでもしかしたら自分にも才能があるのかもということで、一人で自惚れたいと思います(笑)まあ、すこしぐらい自惚れた感じの方が若い感じでいいんではないでしょうか。

そういえば、今日『BRUTUS』のモード特集をゲットしておきました。アブねえ、アブねえ、買い逃がすところだったぜ。マルタン・マルジェラのコレクションのDVDらしきものが入ってました。おお、マルジェラ!

ってこれ読みながら思ったのは、やっぱ服好きだなあ、ということ。音楽も映画も文学も哲学も科学も読書も好きなんだけど、やっぱ服の方が好きかもしれない。まあ、ね。受験生の頃真剣に服飾専門学校に行くつもりだったくらいですからな。ああ、我が青春時代の夢・・叶わないのかなあ、もう(笑)

そういえば、何とかって雑誌読んでたら(『street』かなあ。たぶん違う)、相変わらずmarc jacobsの宣伝写真がすごくよくって、その写真には爺さんと婆さんが写ってるんだけど、二人とも超オシャレで、こんなジジイになりてえ!とか思いながらにやにや眺めてましたとさ。まあ、でもまだ爺さんになるには早すぎる。Too fast to liveですか。(これ、どういう意味なんだろ笑)

そんなこんなで『BRUTUS』の最新刊は西洋美術特集で、これも近いうちにゲットするのであります。そろそろアートとかにも手を出したかったのでちょうどいいかも。クラシックなものを知っていたほうが現代美術とかも理解しやすそうですしね。本当はモダンアートに興味があったりするのですが。

って、やっぱ何でも手を出してしまうなあ。でも、色んなことに興味を持ってなんでも首を突っ込んでみるってのは退屈な人生を潤すのに大切なのではないかと思っています。うむ、とにかく「退屈だ」という気持ちになると手が付けられないので(生命の危機を感じる)、これからもどんどん色んなものに首を突っ込みます!

という日記を書いたのは今日世間では入学式やら入社式が行われていたからであって(なんとなく春っぽいこと書いたつもりです)、僕の大学院入学式は5日なわけですが、いや、ついに大学院生ですか。我が家は四年制の大学を卒業している人すら稀有な存在なので、一層のことホサれますなあ。ははは。僕がいい歳して一向に会社で働かないので一体奴は何をやってるのかと親戚一同不審がっているらしいです。まあ、広島に帰る予定ないんで、いいですが。ほんと、相変わらずどこにも所属できませんね。そういえば『ねじまき鳥クロニクル』読みながら村上春樹ってひたすらどこにも所属できないことの虚無感を描くよなあ、とか思っているわけですが、どうやらこの本のキーワードにも「虚無性」が含まれているようです。「なにか」に名前をつけることをひたすら拒む姿勢とか、なんというか、個人的には村上春樹的世界は否定神学的で、精神分析村上春樹を語ることはそれほど難しくない気がするわけですが、あんまそういうことしてる文章見たことないですねえ。斎藤環がちょこっと村上春樹について語ってた気がしなくもないですが。大澤真幸が『現実の向こう』で『アフターダーク』について書いてた気がするけど、あれはフーコー環境管理型権力)とか使った話で、僕でも思いつきそうな話なので(このことについて以前ある人と大澤にしてはフツーだよねと笑いながら話したことがある)、やはり誰かもっと面白い春樹論を精神分析あたりでやってほしいなあ、とか思います。最近春樹論盛んなので。

って、何の話だったっけ。

あ、久々にまた書き方変えてみました。まあ、実際に僕はこんな感じでなんでもアリのわけわかんない人なのですが、まあ、こんな困った奴で良ければこれからもお付き合いいただけたらなんて思ってます。ブログのタイトル変えたいのだけど、いいのが思いつきません。さて、いよいよ新しい生活が始まるぞ。楽しみ楽しみ。

あ、忘れるところだった。今日はこんなの聴いて寝ます。ポスタルサービスいいな。

The Postal Service - Sleeping In

*1:目当ての先生がたくさんいるので。N垣先生をはじめとして、調子に乗って分野横断しまくって色んなのに出てやろうと思っています。まあ、理論屋なので物理的拘束が小さい分色々授業にも出れるのかな。