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夏というのは暑いに決まっていているのかもしれないけれどそれは四季のある日本だからであって涼しい国に行けば涼しいだろうし暑い国に行けば毎日暑い。いろんな意味で不平等なのだ。

一人でいることには随分慣れたつもりだったのだけれど、実家から父親が電話をしてきたときに研究室で黙々と論文読みと資料づくりをしている自分のことを客観視してしまい、少しせつなくなった。好きなことばかりやっているのは楽しいのだけれど、ふと我に返ったときにバランスが崩れてしまうらしい。

何か目標がはっきりとしているときはなんともないのだけれど、そうでないときはどうにもキツい。忙しさにかまけて過剰に仕事をすることとか、何かを成し遂げることに躍起になって全くもって主観的にしか自分のことを捉えられなくなることとか。どういう状態がいいことなのかわからないし、どういう選択をすればよいのかもよくわからないな。いつまでこんななのだろう。というか自分が批判している生き方を体現しているのではないかという考えが過ぎっておそろしいな、しかし。

今日も午後から大学に行ってふらふら勉強をしていた。別にわざわざ大学に行く必要もないのだけれど、一日中外に出ないと体調を崩すからやはり明日も行くのだろう。あいかわらず山手線は夏休みムードでいっぱいで、大きな荷物をもった人々が目立っていた。帰省だろうか、遊びに来たのだろうか。若い人たちがキャリーバッグみたいな車輪のついたものを引き摺って目の前を通り過ぎてゆく。荘子涸轍鮒魚の話を思い出した。よくないな。「今すぐ」・・か。

なにはともあれ金曜日から富山に行くわけで、用意しなければならない。明日切符を手配して、のほほんと行って帰ってくることだろう。しかし、富山ってのは初で何があるのだろうか謎だ。おいしいもの食べたいな。ま、別に休みにいくわけではないのだけれど。

暑くてかどうなのかしらないけれど元気がない。久々にボスの論文読んだら面白かったんだけどなあ。うーむ。