110311 - 110319


青山でMTGを終えた直後に被災地震*1。前を歩いている人がビルの上を見上げているのでなんだろう飛び降りそうな人でもいるのだろうか、とおもったらぐらぐらぐらぐら地面が大きく揺れ始めて、歩けないほどだった。


表参道の駅の近くでしばらく退避して、古本屋へ。そこで大きな余震。これは今日は交通機関はダメそうですね、とお客さんと店主さんと話して、歩いて駒場まで避難。twitterを見て、状況を確認したりして、何はともあれ帰ろう、と夜に歩いて自宅まで帰った。

当時は東京の様子しか知らなかったので「なんだかサマーバケーションEPみたいだぜ」と井の頭線沿いを会社員や学生さんととぼとぼとそれなりに楽しい気持ちで歩いて帰った。

帰宅後、テレビで被害状況を知る。大変なことになったなあ、と呆然と被害状況を眺めていた。誰もが感じるような無力感を数日感じて、ようやく昨日あたりから通常の生活に戻りつつある。


東京はまだ通常とはほど遠い。スーパーにはものがないし、店も通常通り開いてはいない。昨日は自転車で代官山〜中目黒〜恵比寿まで行ってみて、人はあまりおらず。もしかしたら都心のど真ん中もこんな感じなのだろうか、と思って六本木のあたりまで行ってみたけれど、やはりガラガラ。不思議と寂しいという気持ちは湧かず、どちらかというと「まとも」な気がしてしまった。東京は過剰なネオンと過剰な人で溢れ返っていて、きっと必要のないものやことが多すぎるのだろう。ほんの20年前はコンビニもなかったし24時間お店が開いているなんてこともほとんどなかったはず。
帰り道に、きっと今日仕事をお休みした人たちはのんびりと家族や友人と、あるいは恋人と、もしくは一人で、ゆっくりとした時間を過ごせたのではないだろうか、と勝手な空想を巡らせていた。みんな忙しすぎるんだよ。落ち着いて、しっかり進んでいったらいいじゃん。



City and Colour- The Girl

先週よく聴いていた曲。

*1:被災、と書くと大げさなので自粛