自転車と僕

昨日、自転車の鍵が壊れ、そもそも元々ライトやらブレーキやら何やかやが壊れていたので、そのまま破棄いたしました。

しかし随分乗ったな、あの自転車。

東京に来てから三年。

毎日乗りました。

走行距離どのくらいだろ?

お台場まで行ったのはいい思い出です。

深夜に自転車で滑走しました。

新しい自転車は、慣れていないので乗り心地が悪いですが、なんとか馴染めたらいいな。

 さよなら

何か長年使っていたものを捨てるというのはいつもすごく勇気がいる。

もっとも古い記憶から手繰れば、小学生のときに、僕が生まれたときから飼っていた金魚を川に逃がしたことがあった。

いつも家の二階に聞こえていた水槽のポンプの音が聞こえなくなった夜のことを思い出すと、いまでも切なくなる。

次は友人との別れか。

小学5年生・6年生のときに毎日遊んでいた友人が僕も含めて5人いた。

何も言わなくても学校に行ったら誰かいて、毎日卓球とサッカーをしていた。

そんな5人のうちの二人が卒業とともに引っ越した。

残りの三人のうちの三人とも高校でバラバラになり、次いで引っ越した。

だから、もう僕たち5人が自然と揃うことはほぼなくなった。

大学に入学して東京での生活が始まる前に、何度か小学校に行ってみたが、当然誰もいなかった。

僕らが毎日遊んでいたグラウンドは、5年以上の月日が流れたにも関わらず、全く変わっていなかった。

遠くに見える山。

体育館から聞こえてくるバスケットボールの音。

鶏小屋のにおい。

何もかもが5人全員が揃って暗くなるまで遊んでいたころと同じだった。

グラウンドに寝転がって、空を見上げた。

空だって、あの頃のままじゃん。

でも、やっぱ足りないんだよな。

全く足りてないよ。

そう思い、静かに風の音を聴いていた。

誰かがいなくなるというのはこういう感覚なのかもしれない。

何かがなくなるってそういうことなのかもしれない。

自転車や金魚でさえ耐え切れないのに、人間だったら耐えれるわけないよな。

別に死別じゃなくてもこの様じゃ、情けないな。

もし「いて当たり前」の人がいなくなったら僕はどうなるだろう。

空虚な空を一日中眺めているのだろうか。

それとも前に進めるだろうか。

 Welcome Interstate Managers / Fountains of Wayne

Welcome Interstate Managers

Welcome Interstate Managers

僕が2003年にもっとも聴いた曲「Stacy's Mom」が入ったアルバムです。

それまで、パワーポップにそれほど関心がなっかたのですが、この曲がパワーポップに目覚めるきっかけとなりました。

一曲目の「Mexican Wine」から、ポップ感全開で最後の曲まで突っ走ります。

因みに、「Stacy's Mom」と「Mexican Wine」のPVがHPから見られます 

Stacy's Mom」は、男の子がガールフレンドのStacyのお母さんに恋をするっていうストーリーですね。

Stacy、君じゃダメなんだ。いけないことだって分かってるよ。でも、僕は君のママに恋をしてるんだ」

ってね。

男が年上の女性に憧れるのは、国籍は関係ないのですねw

僕も高校生のときは大学生や社会人の女性に憧れたものですw

若かったなぁ。。

まぁ、PVに出てくるStacy's Momが超セクシーなので、一見の価値ありですw

最後の最後までかなり楽しめるPVです。

「Mexican Wine」の方も非常に面白いPVです。

こちらは、歌詞の意味がイマイチ分かりませんが、一応こんなことを歌っています。

彼は電話爆発で死んだ。その灰は大洋にばら撒かれ、その水はベイビー・ローションに使われた。騒動(商業主義)の歯車は回りはじめた。

でも、太陽はそんな夏の日に相も変わらず輝いている。もし君が僕のものになるのなら、僕も君のものになるよ。変わろうと思ったけど、やっぱ止めたんだ。メキシカン・ワインをおかわりしようかな。

彼女は小さなアパートに一人で住んでいた。通りの向こうがわに保健所がある小さなアパート。ある日彼女は小物入れに常用の薬を忘れて出かけた。彼女の心臓が発作を起こしたのはその日の午後だった。

でも、太陽はそんな夏の日に相も変わらず輝いている。もし君が僕のものになるなら、僕も君のものになるよ。変わろうと思ったけど、やっぱ止めたんだ。メキシカン・ワインをおかわりしようかな。メキシカン・ワインをもう一杯くれよ。

僕は昔ユナイテッド・エアラインズの飛行機に乗っていたんだ。それから、ハイ・タイムズ(麻薬の雑誌??)を読んでたせいで首になった。僕の免許はもうすぐ失効で、今はもうご隠居さ。でも、あのフライトは最高だったと思うぜ。

だって太陽はこんな夏の日に相も変わらず輝いているじゃないか。もし君が僕のものになるのなら、僕も君のものになるよ。変わろうと思ったけど、やっぱ止めたんだ。メキシカン・ワインをおかわりしようかな。メキシカン・ワインをもう一杯くれよ。どうだい、君ももう一杯メキシカン・ワインを飲まないかい?

いやはや、よく分かりませんね。

「人生何があるか分からないんだから、流れに身を任せればいいじゃん。変わろうとしなくたっていいんだよ。安物のメキシカンワインで乾杯だ!!」

って感じでしょうか。一部さっぱり分からず変な訳ありです。

是非とも今更ですが聴いてみてください。