たんぱく質は人間の夢をみるか
今日は朝からバイオインフォマティクスの授業を覗いてきました。
って、行ってみたらバイオインフォマティクスというより情報系の学生向けの生物学なのでした。
たんぱく質の構造の話とか。
RASが細胞内の情報伝達のメッセンジャーになるとか、遠い昔に教わったような気がすることが話される。
眠たいし、今日は他に書き留めておきたいことがあるからあまり書かないけど、細胞接着分子のカドヘリンにタイプがあって、そのタイプを認識するために「全てのたんぱく質を知っている必要がある」とかって言ってたけど、授業中ずっと本当だろうかと悩んでいました。
本当に「個」は「全体」を知っているのだろうか?
知りうるのだろうか?
例えば、免疫系において抗体は全ての抗原を知っているわけじゃないし、カドヘリンだって全ての情報を保持しているわけではないのではないか?
っていうか、そもそも生体高分子の分子認識というか、輸送たんぱく質とかチャネルたんぱく質とかってどういうアルゴリズムで認識を行っているのだろう?(これは順序だてた説明を求めるというものではない)
もし、まったくもって機械的に行われているのであるのなら、人間の認識のメカニズムと分子の認識のメカニズムは違うのだろうか?同じなのだろうか?
気になるので、調べてみようかな。
人間の体とは不思議なものであることよ。