大阪大学大学院生命機能研究科の不正行為の疑いについて

ココー>http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/reports/index.html

http://d.hatena.ne.jp/kitanishi/20060930より引用。

当事者にとっても、周囲の人にとっても、科学する人にとっても、

時間、お金、信用、将来、地位、科学・・・、莫大なリソースが失われた。

大変なこと。言葉がない。

科学が死ぬ。

真理を探究しようという試みである科学が死んでしまうのは僕も耐えられません。

不正論文を正当化しようという気もありません。

しかし、不正論文にはやむを得ない事情があることもあるそうです。

以前、木村忠正先生が浅島誠先生と「科学論文不正 なぜ起きるのか」というテーマでテレビの番組で話されたときの話を少しだけ聞いたのですが(詳しくつっこんで聞いてはいませんが。。)、「不正を行った科学者だけを責めることもできない」というようなことをおっしゃっていました。

科学者のモラルはもとより、大学や研究機関という組織の側も不正が起こらないような適切なルール(研究を正当に評価するようなルール。研究者に対する適切な評価を行えるルール。)を構築することが重要だと思います。

このようなことが再び起こらないことを願います。