日記

no title

久しぶりに二日続けて研究の話をした。 話しながら、「面白さ」の感じ方が2,3年前とはまったく変わったみたいだなやっぱり、と確信した。ネットへの興味も、その他あらゆることへの興味も、少しずつ変わってきている気がする。きっと、自分なりの消化の仕方…

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少しずつ取り戻しつつある日常。午後から渋谷でMTG。後ろ向きになっていた考えがだいぶ前向きになってきたので、もう少しねばってみる。その後は特に予定もなく、渋谷をぶらぶら。パルコで川島小鳥写真展「未来ちゃん」の展示を見て、いろいろと考える。こん…

いろいろとうまくいかないことも多いけれど、周囲の人たちに助けられている。 この際なので信頼して頼るのが一番なのだろうな、という気がする。迷惑をかけたら、みたいなことで悩んでいるのが一番迷惑なのだろう。 午後から渋谷に行って雑事を済ませ、駒場…

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人と話してみると思ってもみなかったことを自分が考えていることに驚く。その一方で、そのことについて内省を重ねることはもう十分にやったので、現状をじっと見つめて手を動かす。そういうことが出来るようになったから、たぶん、なんとかやっていける。 電…

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「お前余裕ないだろ?」「ないよ」と脳内で会話しながら迎える夜。理想が高すぎるのかよく分からないけれど、なかなか満足のいくことは少ない。中学生や学部生のときみたいにもっと夢中になって物事に取り組めないのが何故なのか、正直未だによく分からない…

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いくらかうとうとして注意散漫だった一日。 随分と緊張の続く日々が少し穏やかになってきたのは春のような陽気のせいか、澄み渡る青空の下はまだ少し肌寒くて、マフラーを巻いて家を出るのか迷った挙句ぐるぐる巻きにしてかけてあったマフラーを掴んで解いて…

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集中して作業をしていると肩があがるし背中が張るし足の指先は冷えるし呼吸が浅くなるし胃が痛くなるし、と最近ようやく身体のことに気づけるようになってきた。 ストレッチをしたりヨガをしたり運動したり人と会話をしたり。普段は意識していないところに意…

ここだけのはなし

ちょっとしたすれ違いで心を痛めていたら深夜に彼女達の音楽が聴こえてきて思わずうれしくなってしまった。今日はなんとか無事に終わりそう。可能な限り言葉の多くを尽くしていた20代の前半を過ぎて今はもう多くの言葉を必要とはしていない。不必要な言葉が…

しかし、しかし、と言い訳ばかりを考えていたら11月ももう終わる。 昨年の今頃は毎日に追われて毎日を追いかけまわしていたけれど、なかなかそういう日々が訪れない。 何かが足りない、と思っているらしい。 本当は足りないわけではない、ということも分かっ…

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どうすりゃいいの、なんて呟きながら朝を待つ。明日は月曜日。11月。勝負。 斉藤和義 - 歩いて帰ろう

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夜に青山のABCに立ち寄って適当に手に取った本の中で池澤夏樹が「『百年の孤独』の「孤独」というのは「寂しい」ということではなくて、「愛するという能力をもたない」ということだ」というようなことを書いており、思わず考え込んだ。彼の孤独はおそらくど…

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季節は巡りに巡ってついに秋。寒空はいくぶん気持ちを塞ぐが、土曜日は学部の時の友人のKの結婚式の二次会に出席していた。誰が来るのだろうか、と思っていたが、参加者の5分の1くらいは知り合いで、久しぶりに会ったSといくらか最近のことを話したりしてい…

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電車の中で考えたこと。

帰り道

西の空に沈んでいく夕日をすこしの間眺めてから、自転車をゆっくりと走らせる。2車線が平行して走る路面電車のレールの脇に設けられた一本道には紫陽花が植えてあって、夕方には家族連れとよくすれ違う。日露戦争の際に立てられたという記念碑のある神社を一…

100701

深夜に自分の書いた論文を眺めていた。自分自身と向き合うために書いた論文は拙い解析と拙い言葉で組み立てられているけれど、どれをとっても自分が考えたことで自分の言葉で、こいつを次にどこに連れて行ってやればいいのだろうか、と少しだけ途方に暮れて…

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夕食後に皿洗いをしながら自分にとっての幸せというのはどういうかたちなのだろうか、と自分に問いかけていた。人に名前を知られること、たくさんお金をもらうこと、自分の能力が生かされること、愛する人たちと一緒に暮らすこと、毎日が平穏に過ぎてゆくこ…

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体調が優れずも、お昼ごろに六本木へ。つらつらつらとお話をして帰宅。どうやら普段会わないタイプの人と会うとストレスがたまるらしく、もっとサバサバと対処しないとなあ、と帰り道の電車の中でぼんやりと考えていた。 自分の好きなものや、やりたいことは…

100514

感情が平らかに、緩やかに上り坂を登るような日々。必要なものを選別して、次のステップへの準備。進化学をはじめて学んだとき、その時間の流れの壮大さに畏怖を覚えた記憶がある。宇宙の誕生、生命の誕生から、動物が人間の形になるまでの長い長い一本道。…

100515

目が覚めて快晴の空。昨日練った計画通りに自転車に乗って羽根木公園を迂回して梅ヶ丘の図書館へ。6月にEさんがアメリカから帰ってくるらしく、ジッドの『狭き門』を借りておいた。他には、週末に散歩に出かけるための本。最近の興味はひたすら植物。6月末に…

電車の中でプラトンの『饗宴』を読みながらエロース(愛)とやらについてぐだぐだ考えていたら、向かいの席に若い女の子が二人座った。お互いに、今付き合っているという男の子のことや友人のことを大きな声で酷評しており、どうやら二人ともとにかく恰好の…

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大体いつもそうなのだけれど、今日も懲りずに白紙、ではなくて白画面のgeditというエディタに向かって何か書いてみる。 新宿の黒く汚れたコンクリの道路の上を歩く人にはみな等しく分けられた時間が与えられていて、各々自分の仕事に忙しい。スーツ姿のサラ…

100420

ぐずぐずした天気がまるで自分の心持ちのよう。父親から受け取った受信メールには「雪が降ったり天気が悪いけれど、お前の気持ちもぐずぐずしているんじゃないのか?」と書かれていた。ここ2、3年で不思議と父との距離が縮まった。バラバラだった家族も最近…

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ひたすらつぶやくWebサービスに一時期ずいぶんとはまったのだが、 何故だか急激にさめてしまった。 しばらくは自分の仕事をすることに集中したい。 少しずつ無理がたたってか体調が悪く頭の働きも鈍い。(無駄な動きが多すぎる)無理かも、とか思いながらも…

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四月もなかばだというのに雪(のような雨)が降っているとても寒い。 今日もネットは生きていたらしい(あまり観察していなかったけれど)ネットって生きているのだろうか、やはり。何が生きていて何が生きていないのか。 ギリシア哲学の本をつらつらと眺め…

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天気が優れず体調も傾きつつあり停滞。立て直す必要があるのだが、なかなかうまくいかない。晴れた日に散歩をしたりするのが一番効果があるのだけれどなあ。 部屋が荒れてきた 生活も少しずつ 注意が必要 それにしても感情がなだらかゆるやかさわやかなあさ…

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仕事をしなければいけない。(いけなくはないけれど。) 大体いつも短距離走者で、集中して一気にやってしまうのであまり心配していないのだけれど、とはいえ緊張感がなさすぎるのでハッパをかけてもらいたい気もしている。(あるいは締切りがほしい。) あ…

すれ違い

醒めてしまった感情の行方を追いかけることをやめてみた。 あるいは自分を責めることの放棄。 きっとその先が見えていないのだろうな、と少しだけ先を生きる者からの目線。 自分もきっとそうやって見られているのだろう、少し先を行く人々から。 しばらくは…

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ときどき人生は長いのか短いのか分からなくなることがある。あとどれくらい時間が残されているのか分からないのだから当然なのだけれど。どれだけ長くても70年だろうな。短いと、これを書いた直後で終了?

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深夜の京王線沿いの舗装された道を歩けば革靴の硬い底が灰色のコンクリの凸凹にぶつかりはね返った音が遠くまで響いていく。音の速さは列車の速さよりも随分と速いので先にあちら側のホームにたどり着くはずだが、空気中を伝わる音の波は拡散あるいは弱まっ…

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文章の書き出しにはいつも時間がかかる。これから自分が何を書くのだろうか、頭の中にあるもやもやしたものを言葉にする作業。 今日は久々に髪を切りに原宿へ行った。いつものようにMさんと音楽の話や服の話、仕事の話をしながら色々なことを考えた。中でも…